本製品には前面部に通知ランプ(以下LED)を搭載しています。ここではLEDをレシピ言語から制御する方法を紹介します。
LED機能の特徴を以下に示します。
LEDを制御するAPIは以下となります。
API | 内容 | |
---|---|---|
1 | LED_DoLightup() | LEDを指定の色で点灯する |
2 | LED_DoBlink() | LEDを指定の色と周期で点滅させる |
LEDを指定した色で点灯及び消灯させるAPIとなります。時間指定(ミリ秒)が可能となり指定時間点灯します。
LED_DoLightup(uint8 color, uint32 time)
color : 色指定
0:LED_COLOR_RED : 赤色
1:LED_COLOR_GREEN : 緑色
2:LED_COLOR_ORANGE : 橙色
3:LED_COLOR_STOP : 消灯
time : 点灯時間
0 : 点灯し続ける
0以外 : 指定ミリ秒点灯後、消灯する
LEDを赤→緑→橙の順で1秒毎に点灯させる。
#include "ledAPI.h"
~
// 初期化
func event_init() {
LED_DoLightup(LED_COLOR_RED, 1000);
rcplib_SYS_Sleep(2000);
LED_DoLightup(LED_COLOR_GREEN, 1000);
rcplib_SYS_Sleep(2000);
LED_DoLightup(LED_COLOR_ORANGE, 1000);
return(0);
}
LEDを指定した色と回数、間隔を指定して点滅させるAPIとなります。
LED_DoBlink(uint8 color, uint16 count, uint32 interval)
color : 色指定
0:LED_COLOR_RED : 赤色
1:LED_COLOR_GREEN : 緑色
2:LED_COLOR_ORANGE : 橙色
3:LED_COLOR_STOP : 消灯
count : 点滅回数
interval : 点滅間隔[ミリ秒]
LEDを赤色で1秒毎に10回点滅させる。
#include "ledAPI.h"
~
// 初期化
func event_init() {
LED_DoBlink(LED_COLOR_RED, 10, 1000);
return(0);
}
このサンプルコードでは電源を起動後にLEDを赤→緑→橙の順で1秒毎に点灯させ、ボタン押下時にはLEDを赤色で1秒毎に10回点滅させます。
各サンプルコードについて動作確認を行っておりますが、全ての環境において動作を保証するものではありません。正しく動作することを確認の上でご利用ください。
対応機種:KC4-C-100A/KC4-C-101A