最弱リンク説に基づく破壊確率分布の一種。ぜい(脆)性材料の強さ、金属の疲労寿命、機械や人間の寿命、ソフトウェアの故障など広範囲の統計現象解析に適した分布関数である。ワイブル分布を決定する種々のパラメータのうち特に形状母数mはワイブル係数とも呼ばれ、破壊源の形状や寸法を反映した、強さの測定値のばらつきの程度を示す。(JIS R 1625参照)
ファインセラミックス用語辞典は、日本規格協会発行のJIS R 1600:1998ファインセラミックス関連用語より抜粋し掲載しています。JISに関しては、書店または一般財団法人 日本規格協会へお問合せください。