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ファインセラミックスは、最先端技術の進歩発展を支える高機能材料です。

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ファインセラミックス用語 150

マグネシア

酸化マグネシウム(MgO)。結晶はペリクレース。融点は2800℃、密度3.58g/cm3、炭酸塩、硝酸塩、水酸化物などを熱分解して得られる。我が国では、海水中のわずかなMg源から製造する。低温で焼成したものを軽焼(又は仮焼)マグネシア、高温で焼成したものを硬焼(又は重焼、死焼)マグネシアという。気相酸化法で得られる、ナノサイズの微細な高純度粉末から製造されたマグネシアは、各種熱処理部材、高温超電導薄膜用基板に用いられている。

マシナブルセラミックス

機械加工。特に切削加工の容易なセラミックス。材料に含有される結晶の著しいへき開を利用したもの(マイカセラミックス)や粒界の選択的破壊を利用したもの(チタン酸アルミニウムセラミックス)などがある。

マンガン亜鉛フェライト

Mn、Znを含むスピネル型フェライト。高透磁率、高磁束密度の磁性材料。低損失の磁心の代表的な材料である。単結晶フェライトも磁気ヘッド用として用いる。

ムライト

ムライト(3Al2O3·2SiO2)。融点1850℃で共有結合性が高い。高純度で粒子径1~2μmの微粉末から製造されるムライトセラミックスは、微細な組織をもち、高温強度と耐クリープ性に優れる。多結晶体は耐熱材料として用いられる。

ファインセラミックス用語辞典は、日本規格協会発行のJIS R 1600:1998ファインセラミックス関連用語より抜粋し掲載しています。JISに関しては、書店または一般財団法人 日本規格協会へお問合せください。

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