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地域貢献活動

 九州大学「稲盛財団記念館」

稲盛財団と京セラは、九州大学が2011年に創立100周年を迎えるにあたり、人類と社会の進歩発展に貢献する新しい教育研究拠点を創造するという同大学の趣旨に賛同しました。稲盛財団が寄贈した「稲盛財団記念館」は、2009年8月31日に竣工しました。また、同記念館内の研究組織として「稲盛フロンティア研究センター」が創設され、その運営費の一部を京セラが5年間にわたって寄附します。
同記念館は地上4階建てで、1階には学術・文化交流の場である「稲盛ホール」、稲盛財団の活動を一般市民に広く紹介する展示施設である「京都賞ライブラリー」などが設けられています。2〜4階には「稲盛フロンティア研究センター」が設置され、エネルギー・環境・情報通信など、21世紀に生きる人々が安心・安全・快適に生活するための最先端技術の研究教育を展開しています。

写真:稲盛財団記念館概観 写真:稲盛ホール
 ジャパニーズ・フレンドシップ・ガーデン

米国サンディエゴ市中心街の東に位置するバルボアパークは、1915年のパナマ・カリフォルニア博覧会開催時に造られた庭園を再建し、市民の憩いの場として開園されました。広大な敷地の中に、美術館・博物館・動物園等の多くの施設を持つ、米国有数の公園です。
その敷地の一画に、三景園と呼ばれる日本友好庭園が設立されています。1990年に庭園が開園されて以来、年間10万人の訪問者があります。現在、バルボアパーク100周年記念にあたる2015年に向けての拡張計画の完成を目指しています。京セラグループ及び稲盛は、サンディエゴ市民に日本の文化を理解していただく目的並びにお世話になっている同市市民に感謝の気持ちを表すために、計画当初の段階において寄付を行っています。

写真:中庭の池 写真:庭園へと続く小径
 京都大学「稲盛財団記念館」

稲盛が理事長を務める稲盛財団は、京都大学が地域社会はもとより、国際社会において21世紀の更なる学術・文化の発展に貢献していくことを目的として、京都大学へ「稲盛財団記念館」を寄附しました。
同記念館は地上3階建てで、東南アジア研究所など5部局が入局し、1階には京都賞に関する情報を広く公開するための「京都賞ライブラリー」や、京都大学が保有する貴重な教育・研究活動の資料をデジタル映像で閲覧できる「研究資源アーカイブ映像ステーション」が併設されています(2008年11月より一般に公開)。
同記念館の特徴として、環境との調和・環境への配慮が挙げられます。色は白とグレーを基調とし、地中熱を生かしてエネルギー消費を3割削減するなどの設計がなされています。

写真:京都大学「稲盛財団記念館」
 京都大学医学部芝蘭会館
京都大学医学部創立百周年を記念して、社会との連携や医学教育の発展を目的とした施設を建設する計画が持ち上がり、京都大学から稲盛へ寄附の要請があり、稲盛が受諾しました。
この会館は、1999年に完成し、「芝蘭(しらん)会館」と名付けられました。同会館の2階には、講演、シンポジウム等に用いる250名収容のホールがあり、「稲盛ホール」と名付けられています。
写真:京都大学医学部芝蘭会館
 鹿児島大学「稲盛会館」
1994年、稲盛が卒業した鹿児島大学工学部が創立50周年を迎えたのを記念して、大学の学術交流や地域の文化交流に広く利用してもらうことを目的として稲盛会館を寄贈しました。
安藤忠雄氏の設計による稲盛会館は、卵形をしており、「新しい創造の生命が宿る小宇宙をイメージし、ここから鹿児島発、世界へと次の時代を担う若者が飛び立って欲しい」との思いが込められています。
写真:鹿児島大学「稲盛会館」
 釈迦十大弟子像
釈迦十大弟子像は、日本芸術院会員・文化功労者で現代日本を代表する彫刻家・中村晋也氏の作品です。釈迦から直接教えを受け、仏教の興隆に大きく尽力した十大弟子が現代にあって、忘れ去られていることを惜しみ、混迷する現代をより良く生きようとする人々に十大弟子の尊い生き方を示したいとの中村氏の思いから、その制作を発意しました。
その作品の高い精神性に感銘を受けた稲盛は、かねてより私淑している前妙心寺管長・西片擔雪老大師に寄贈し、現在は臨済宗妙心寺派円福寺に設置されています。
写真:釈迦十大弟子像
 円福寺本堂および庫裏改築
稲盛が得度を受けた臨済宗妙心寺派円福寺は、臨済宗最初の専門道場として220年の歴史を持ちますが、長年の風雪により本堂が老朽化が目立ってきたため、稲盛と京セラは再建のための寄進を申し出ました。
2002年には、新たな本堂と庫裏(くり)が建て替えられ、盛大な落慶法要が営まれました。また、襖絵の創作を著名な日本画家、伊藤紫咲氏に依頼し、書院に用いています。
 京都市と京都仏教会との和解の仲介を行う

京都商工会議所の会頭を務めていた稲盛は、古都税構想が発端で長年対立関係にあった京都市と京都仏教会との和解の仲介の役を担いました。「一体となって京都の観光振興や景観に配慮したまちづくりに努力する」との共同声明に署名し、長年来の懸案が解決されました。

写真:和解の瞬間
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