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稲盛経営哲学年度報告会が中国深センで開催

6月24、25日の2日間、中国の深センで稲盛経営哲学年度報告会が開かれた。中国盛和塾が運営し、稲盛の経営哲学を学ぶ報告会は、2010年から毎年中国で続けられている。

 

会場には、中国の盛和塾塾生を中心に、日本、シンガポールなどから約1,800名が詰め掛けた。報告会では、14名の塾生が自身の経営での体験を発表したほか、塾生など3名によるパネルディスカッション、盛和塾中国の代表を務める曹岫雲氏による講演などが行われた。

 

また、中国の塾生に向けて、塾長である稲盛のビデオレターが披露され、稲盛は「盛和塾で学ぶ経営者は、哲学を身に付けて社員と共有し、<心を高める、経営を伸ばす>ことによって従業員を幸せにし、お客様と地域社会、中国という国、ひいては人類社会に貢献する、そのようなすばらしい経営者に育ってほしいと思います」とメッセージを送った。

 

なお、中国においては、最初の塾が2007年7月、無錫に設立されて以来、10年が経過し、現在では北京塾、上海塾など30の塾において、3,500人を超える塾生が稲盛の経営を学んでいる。