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第4回京都大学京都賞シンポジウム開催

7月1日と2日の両日、「夢とロマンをはぐくむ 芸術および科学・技術」と題して、京都大学百周年時計台記念館にて第4回京都大学-稲盛財団京都賞シンポジウムが開催された。

第4回京都大学京都賞シンポジウム開催の挨拶

(写真提供:稲盛財団)

 

このシンポジウムは、京都賞の分野を対象に最先端、あるいは、現在注目される研究者や芸術家を迎えて毎年開催している。

初日は「人は何のために演じるのか」をテーマにして、最初に岡山県奈義町の横仙こども歌舞伎による絵本太功記十段目尼崎の場が実演された。

 

横仙こども歌舞伎との記念写真

(写真提供:稲盛財団)

続いて、劇作家・演出家の平田オリザ氏、人類学者の中沢新一氏、映画監督・脚本家の大森一樹氏らによる講演とパネルディスカッションが行われ、会場に詰めかけた450名余りの観客は、講演と議論に熱心に耳を傾けていた。

 2日目は、午前中に「持続的未来のための新しい材料探索」と題して、材料科学分野の発表があった。午後には「地球・宇宙に対する新たな夢とロマン」と題して、地球科学・宇宙科学の最先端分野に関する発表があり、最後に2日間を総括するクロージング・セッションが行われた。すべてのセッションを通して、延べ1500名余りの方々が本シンポジウムに参加した。

 

<関連リンク>

・稲盛財団ポームページ

http://www.inamori-f.or.jp/