アメリカのケミカルヘリテージ財団(CHF、Chemical Heritage Foundation)*により作成された稲盛のオーラル・ヒストリー(口述歴史)が、昨年12月に完成し、インターネット上で公開された。
オーラル・ヒストリーは、歴史的な人物にインタビューを行い、その記録を保存し、貴重な現代史の証言を残すための事業である。ケミカルヘリテージ財団は、科学の分野において顕著な業績を残した人物に対し、オーラル・ヒストリーを作成するプロジェクトを行っている。多くのノーベル化学賞受賞者やインテル社創業者ロバート・ノイス氏らが、このプロジェクトに参加している。
稲盛は、京セラを世界的な企業に成長させてファインセラミック産業に大きな貢献をしたこと、KDDIを日本を代表する総合通信事業会社に成長させたこと、稲盛財団を通じて人類の進歩発展に貢献したこと、そして現在はJALの会長として企業再生に尽力していることを理由に、オーラル・ヒストリーの対象者となった。インタビューは2010年4月と11月に行われ、その2日間の記録は日英2カ国語により表記されている。
なお、当オーラル・ヒストリーは一般に公開されており、ケミカルヘリテージ財団ウェブサイト内の下記アドレスにアクセスすることにより、インターネットを通して購入することができる。
【オーラル・ヒストリー検索アドレス】
http://www.chemheritage.org/discover/collections/oral-histories/details/inamori-kazuo.aspx
* ケミカルヘリテージ財団:化学が社会に与える影響について啓蒙活動を行う独立非営利団体
|