ニュースリリース

2008年

2008年06月17日

モバイルブロードバンドシステム「iBurst」をベースとした技術提案がIEEE802.20規格として正式承認

2008年06月17日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

2008年6月12日(米国東部時間)、IEEE(アイ・トリプルイー、米国:ニュージャージー州)にて開催された標準化役員会において、京セラがIEEE802.20規格の標準化活動で提案をしていたiBurstをベースとした技術が同規格として正式承認されましたのでお知らせします。京セラのiBurst技術は、業界標準として著名な規格に準拠した通信仕様となることで、今後、国際的にさらにその導入規模が広がっていくものと期待されます。

■正式承認を受けたiBurstベースの技術とは
今回承認を受けました技術は、現行のiBurstシステムに高速モジュレーション(注1)、マルチキャスト(注2)、AES(注3)の機能等を拡張したもので、それがIEEE802.20規格として承認されました。なお、現行のiBurstは同規格と互換性を保持しています。
    (注1)現行iBurstの約1.5倍の伝送効率を実現すること。
    (注2)1対多*の通信に対応すること。*指定グループの複数ユーザー
    (注3)インターネット上で標準使用されている暗号化方式の一つ。


■現行iBurstの主な特長

 (a) 周波数利用効率が高いため、狭い帯域でもシステム構築が可能
 (b) スムースなハンドオーバーによる高い高速移動性:100km/hでも通信可能
 (c) VoIP(注4)サービスへの適合性
 (d) 1ユーザーあたり最大2Mbps(ダウンリンク)のデータ通信
 (e) オールIPベースのシンプルなネットワーク
    (注4)インターネットなどのIPネットワークを使って音声データを送受信する技術


■iBurst事業の現状及び今後の展開
iBurstはすでに海外11ヶ国(オーストラリア、アゼルバイジャン、カナダ、ガーナ、ケニヤ、レバノン、マレーシア、ノルウェー、南アフリカ、タンザニア、アメリカ)で商用導入されています。また、現在、10ヶ国以上でiBurstを導入する計画が進んでおり、今回のIEEEによる正式承認を受け、導入国がさらに広がることが期待されます。

■IEEE802.20について
1. IEEEは米国に本部を置く世界最大の電気・電子関係の技術者組織で、世界160カ国以上に375,000人以上の会員を擁する非営利団体です。

2. IEEE802.20とは、IEEE802委員会の中で、高速大容量の無線データ通信の規格作りを目指す作業部会、およびその規格のことです。

3. IEEE802.20の要件項目は下記の通りです。
a) 3.5GHz以下の無線帯域で運用
b) IPベースのシステムである
c) ユーザー1人当たりの最高通信速度: 1Mbps以上(ダウンリンク)
d) 最大時速250Kmまでの高速移動に対応
e) 現行システムと比較して周波数利用効率が高く、多くのユーザーが高速通信可能なこと

4. IEEE802.20では625k-MCとワイドバンドの両モードが規定されiBurstは前者の規定となります。

■関連情報
1. 2008年6月19日より21日までの3日間、東京ビックサイトにて開催される「ケーブルテレビショー2008」において、古河電気工業株式会社のブース(東6ホール 小間番号H8)内にてiBurstシステムの動態展示を行なう予定です。

2. 世界のiBurstオペレータはiBurstアソシエーション(iBA)を設立し、非営利団体として同技術の採用の促進活動を行っています。

3. 詳しい情報は下記ウェブサイトをご参照ください。
IEEE-SA: http://standards.ieee.org/ 外部サイト
古河電気工業株式会社: http://www.furukawa.co.jp/broadband 外部サイト
iBurstアソシエーション: http://www.iburst.org 外部サイト
京セラ(iBurst): http://global.kyocera.com/iburst

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