ニュースリリース

2008年

2008年09月29日

“新型太陽電池セル”を採用した国内公共・産業用太陽電池モジュール

『高出力208.4Wモジュール』 10月より市場投入

2008年09月29日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:川村 誠)は、国内公共・産業向けの太陽電池モジュールとして、156mm×156mmサイズの新型太陽電池セルを採用した高出力モジュールを開発しました。国内で太陽光発電システムを販売する株式会社京セラソーラーコーポレーション(社長:角 秀男)を通じて、本年10月2日より市場投入してまいりますのでお知らせいたします。
出力208.4Wの新モジュールは、当社従来品比で1枚当り4.2%の出力向上を実現しており、当社が国内市場向けに展開するラインアップの中では最大となる高出力製品です。

地球温暖化問題への関心が高まる昨今、その対策として有効である太陽光発電システムは、世界的に需要の拡大が続いています。日本国内では、住宅用のみならず、官公庁や公共施設、企業などが大規模太陽光発電システムを積極的に設置導入するケースが増えてきました。特に近年、10kW台〜100kW台という中規模システムの導入の拡大はもとより、メガソーラーといわれる1,000kW(1MW)クラスの設置例も続々と登場してきています。今回、京セラが投入する新モジュールは、従来よりさらに出力を高め、一定規模の設置面積を要する公共・産業用システムで、設置面積あたりでの効率的な導入を可能にします。

写真:公共・産業用 高出力新太陽電池モジュール
公共・産業用 高出力新太陽電池モジュール

京セラは、自社内一貫生産体制による高品質な太陽電池製造の実現のみならず、販売・施工・アフターサービスまでカバーしたサポート体制を基本にしています。特に国内公共・産業用の市場においては、大規模システムに対応した製品ラインアップと、さまざまな設置環境でより効率的なシステムを実現できる「設計技術」と「施工技術」が支持されており、設置量のシェアNo.1を誇る実績を有しています(昨年度実績)。今後も、市場の要求を満足する製品開発を進め、国内市場により品質の高い太陽電池を展開していくことにより、健全な市場の発展と地球環境の課題解決に貢献していきます。

■製品仕様
型式 KD2084X-PPE-S
寸法 縦1,500×横990×高36mm (54直)
公称最大出力 208.4W
変換効率 14.03%


■新製品の特長
1.京セラ国内製品で最高出力の太陽電池モジュール

今回の高出力新太陽電池モジュールは、セル面積を拡大した新型太陽電池セルの採用により出力向上を実現したものです。同じセル枚数の当社従来モジュール(200W/枚)でシステムを組んだ場合と比較して、約4.2%の出力向上が可能になります。また、公共・産業用のように大規模な設置を行う際、より少ない枚数で多くの出力が確保できる設置面積の有効活用や、モジュール枚数減から使用部材の削減によるコストメリットなどの特長を京セラから提案できることになります。

図:(左)1,000枚設置した場合の出力比較 (右)1MW設置した場合の枚数比較

2.無駄なく設置ができる最適な出力数
公共・産業用に多くの太陽電池モジュールを設置するシステムでは、ユニットとして構築するパワーコンディショナの能力単位に合わせ、10kW、20kW、100kW、200kWといった切りのよい単位で設置されます。公共・産業用システムのパワーコンディショナは10kWや100kWが主流であり、太陽電池モジュールも1枚当りの出力に応じ10kW単位での構成が可能な枚数が必要になります。例えば、500kWのシステムを設置する場合には、208.4Wのモジュールで組むと、2,400枚で合計500.160kW となります。これは、210Wのモジュール2,400枚で組んだ場合(合計504.000kW)に比べ、3.84kW(一般住宅向け1戸分に相当)の無駄をなくせる効率的な設置になります。

3.美観にも配慮した出力数
従来から展開している178.6Wのモジュールと合わせ、208.4Wモジュールは、縦と横の枚数をバランスよく配置しやすい出力数となっています。特に美観を重視される国内の顧客のニーズに合わせたモジュール製品は当社ならではと言えます。

写真:システム構成のしやすさと意匠性にもこだわっている
システム構成のしやすさと意匠性にもこだわっている

■新型太陽電池セルについて
今回の新製品には、従来の150mm×155mmサイズから156mm×156mmへと拡大した、新サイズのセルを採用しています。モジュール全体の出力向上に貢献する新型セルは、本年2月から米国向けに、本年5月から欧州向けに展開している製品に採用しています。国内向けの製品に採用するのは今回が初めてとなります。

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

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