ニュースリリース

2008年

2008年10月02日

近代写真の巨匠の作品を展示 "京セラ美術館 第7回特別展"
「アンセル・アダムス、アメリカ大自然を撮る」の開催について

−京都国立近代美術館ギルバート・コレクションより−

2008年10月02日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:川村 誠)は、京都市伏見区の本社ビル1階にある京セラ美術館にて、このたび、アメリカの風景写真の巨匠であるアンセル・アダムス(1902-1984)の写真作品を展示する、"京セラ美術館 第7回特別展"を本年10月24日から12月3日まで開催いたします。これは、京都国立近代美術館が所蔵するギルバート・コレクションより、アメリカの大自然を中心に撮影された63点を展示するものです。
京セラ美術館は、1998年に開館し、当社が収蔵する美術品を地域の皆様に公開することを通じて、京都南部地域の振興や活性化に努めてきました。これまで当館では"ピカソ347シリーズ展"や"現代日本画展"等の特別展を開催してきましたが、写真展の開催は今回が初めてとなります。

■特別展概要
1.特別展名 京セラ美術館 第7回特別展
アンセル・アダムス、アメリカ大自然を撮る
−京都国立近代美術館ギルバート・コレクションより−
2.開催場所 京セラ美術館(京セラ株式会社本社1階)
住所:京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地
3.開催期間 2008年10月24日(金)〜12月3日(水)※休館日は毎週日曜日
4.開館時間 午前10時〜午後5時 (10月24日のみ10時30分開館)
5.入場料 無料
6.主な出展作品    『月の出、ヘルナンデス、ニューメキシコ』、
『尖塔形の崖、アラバマヒルズ、オウエンスヴァレイ、カリフォルニア』、
『月と雲、カリフォルニア北部』、
『ハーフドーム、メルセッド川、冬、ヨセミテ・ヴァレイ』など63点
7.後援 京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都商工会議所、京都経済同友会、京都新聞社、KBS京都

■アンセル・アダムスについて
アンセル・アダムスは、20世紀アメリカを代表する写真家であり、ヨセミテ渓谷やカリフォルニアの風景を撮影したモノクロの写真作品が有名な近代写真の巨匠の一人です。彼は、14歳の時に初めて訪れたヨセミテ渓谷で感銘を受け、その後、生涯にわたって米国の国立公園などの雄大な自然の姿や息吹の感じられる写真を撮り続けました。
絵画とは異なる写真固有の表現を追求して生み出された美しい写真作品は、きわめて高い印画品質を持つと同時に、オリジナリティに満ちたイメージと構図を兼ね備え、その優れた芸術性により現在でも高く評価されています。

■ギルバート・コレクションについて
ギルバート・コレクションは、アメリカのシカゴ在住の写真家であったアーノルド・ギルバート夫妻が約20年間にわたり収集した写真コレクションです。
このコレクションは、19世紀末から現代に至る約130名の写真家の作品1,050点からなり、近代写真史を通史的に辿ることができる内容となっています。なかでも最大の特徴は、アンセル・アダムス、エドワード・ウエストンなど1930年代〜50年代の近代写真の巨匠たちによる充実した作品群が所蔵されていることです。ギルバート夫妻と親交のあったこの写真家たち自身が手がけ厳選した質の高いオリジナル・プリントが数多く含まれています。

■ギルバート・コレクションと京セラ
ギルバート・コレクションは1986年に京セラと当時会長であった稲盛(現・名誉会長)とが京都国立近代美術館に寄贈した写真コレクションです。現在、同美術館に収蔵されており、写真コレクションの中核をなしています。企業の文化貢献といえば個別の展覧会を支援することが一般的であった当時、長期的な展望に立った調査・研究、コレクションの形成という美術館活動の本質的な部分を支援することにより、美術館が精神的に豊かな社会をつくるための重要な基盤として成長し発展していくことを願って行われたものでした。この活動はきわめて先駆的なものであり、企業メセナの新しい形として各方面から注目を集めました。
京都国立近代美術館の写真コレクションは、ギルバート・コレクションを核として充実し、現在では内外の現代美術作品をも含む確固たるものに成長し、世界各国で行われる展覧会の支援や研究のために幅広く活用されています。

■アンセル・アダムス 年譜
年代 項目
1902年2月20日 サンフランシスコに生まれる。
1916年 両親とヨセミテ渓谷を訪れ、その自然に感銘を受け、最初の写真を撮る。
これを契機に写真を習い始めるとともに、米国に本部を置く自然保護団体シエラ・クラブに入会。
1927年 初の写真集「Parmelian Prints of the High Sierras」を刊行。
1931年 ワシントンのスミソニアン美術館で初めての個展を開催。
1932年 エドワード・ウエストン、イモージェン・カニンガムらとともにグループ「f/64」を結成。被写体を人間が見たままのようにシャープな視線であるがままに表現する「ストレート写真」(または純粋写真)を追求する。
1934年 シエラ・クラブの理事に任命される。
1940年 ニューヨーク近代美術館の写真部門設立に尽力。
米国内外で多数のワークショップ活動を始める。
1941年 露出をコントロールして写真の諧調を美しく再現する技法「ゾーンシステム」を開発。
米国の国立公園の風景写真の撮影を開始。
1943年 マンザナ日系米人収容所のフォト・エッセイに取り組み始め、第二次世界大戦で日系米人に対する風当たりの強い中で、抑留中の日系米人の窮状を米国社会に訴える。
1966年 アメリカ芸術科学アカデミーの特別研究員に選ばれる。
1967年 写真の教育機関である「ザ・フレンズ・オブ・フォトグラフィ」を創設する。
1974年 メトロポリタン美術館で一大回顧展が開催される。
1980年 シエラ・クラブでの先駆的な環境保護活動により、カーター米国大統領から「大統領自由勲章」を受章。
1984年 カリフォルニア州モントレー市の病院で死去。

■展示写真(一例)
写真:『ハーフドーム、メルセッド川、冬、ヨセミテ・ヴァレイ』 写真:『ジェフリーの松』
『ハーフドーム、メルセッド川、冬、ヨセミテ・ヴァレイ』
『ジェフリーの松』
写真:『月の出、ヘルナンデス、ニューメキシコ』 写真:『尖塔形の崖、アラバマヒルズ、オウエンスヴァレイ、カリフォルニア』
『月の出、ヘルナンデス、ニューメキシコ』
『尖塔形の崖、アラバマヒルズ、
オウエンスヴァレイ、カリフォルニア』
©Courtesy of the Trustees of the Ansel Adams Publishing Rights Trust. All Rights Reserved.


■京セラホームページ 
アンセル・アダムス写真展特設ページ
www.kyocera.co.jp/museum.html 別ウインドウ

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