ニュースリリース

2009年

2009年03月16日

新設計・新発想で切りくず排出性能を飛躍的に高め生産性向上に貢献

新ボーリングバー「ダイナミックバー SDUC型」を発売

2009年03月16日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:川村 誠)は、機械工具事業において、内径加工用ボーリングバーの新製品として「ダイナミックバー SDUC型」を開発し、本年3月21日より発売を開始しますのでお知らせいたします。
本製品は、切りくずを排出するために最適化を図った「新設計の切りくずポケット」と切りくず排出にクーラント(摩擦熱の冷却液)を活用する「新発想のクーラント構造」の組み合わせにより、切りくずの排出率を大幅に改善し、飛躍的に生産性の向上を実現するものです。
本製品の市場投入によって、昨年11月21日より発売している内径加工用ボーリングバー「ダイナミックバー」シリーズのレパートリーを拡充し、より顧客満足度の高い加工ツールを提供してまいります。

写真:新製品「ダイナミックバー SDUC型」
新製品「ダイナミックバー SDUC型」

■商品概要

製品名

ダイナミックバー SDUC型

型番数

32型番

加工用途

ならい加工など

生産拠点

滋賀八日市工場

発売日

2009年3月21日

価格帯

17,430〜30,135円(税込)

販売目標

8,000万円(初年度)


■新製品の特長
【優れた切りくず排出性能を実現】
内径加工(パイプ状の内側を削る旋削加工)では、スムースに切りくず排出をできないことが、加工作業の中断、チップの欠損ほか、加工面に傷がつくなど不具合を発生させる原因となります。「切りくずの排出性」をいかに高めるかが、内径加工における生産性向上の大きなカギとなっています。
本製品では、新設計の「切りくずポケット構造」と新発想で生まれた「クーラント構造」により、切りくず排出率が大幅に向上。排出率が10%未満であった従来の同等製品に対し、本製品では95%以上まで向上しました。(※社内評価による)


1.新設計の「切りくずポケット構造」
「ダイナミックバー SDUC型」は、刃先とホルダの間に生じる空間(S寸法)を切りくずの排出空間として利用した新設計により、その排出性能を大幅に向上させています。
図:新設計の「切りくずポケット構造」  流線型の切りくずポケットが切りくずをチップ後方へ流す。側面の切りくずポケットが切りくずをワーク内径入り口側へ排出。

2.新発想の「クーラント構造」
従来、内部給油型のボーリングバーでは、チップ刃先の摩耗熱を冷却することを目的として、冷却用の切削液(クーラント)がクーラントホールから刃先に流れる構造にしていました。
今回の新製品ダイナミックバー(16型番)ではクーラントホールの位置を変え、ワークの内径壁面に向けてクーラントを吐出させることで、クーラントの流れを切りくず 排出にも最適な構造にしました。
チップ刃先の冷却だけでなく、「切りくずを排出するための水流」としてクーラントを活用する新しい発想により、新製品は切りくず排出性能をさらに高めています。
図:新発想の「クーラント構造」 ワーク内径壁面を狙うクーラントホールが切りくず排出方向への流れを作る

※クーラント
切削時のチップの刃先と被削材との摩擦熱を冷却する切削液のこと。クーラントを利用する方法には、ホルダの内部にクーラントホールを設けて切削液を排出する「内部給油」とホルダ以外の設備を用いて切削液をチップの刃先に当てる「外部給油」の2種類があります。

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

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