ニュースリリース

2009年

2009年07月21日

『日本画』展の開催について

−日本文化の発信に向け、ワコールと京セラにより1985〜86年に
欧米を巡回した「現代日本画」展が今、京都で蘇る−

2009年07月21日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

『日本画』展実行委員会事務局
((株)ワコールホールディングス内)
このたび、京都文化博物館にて、2009(平成21)年10月2日(金)から11月15日(日)まで、戦後日本画壇を代表する45人の作家による展覧会『日本画』を開催いたします。
この『日本画』展は、四半世紀前の1980年代に京セラ株式会社と株式会社ワコール(現 株式会社ワコールホールディングス)が、経済活動のみならず文化芸術の領域からも真に実りある国際親善を促進するために提案し、1985(昭和60)年2月から1986(昭和61)年11月にかけてパリ、ロンドンなど海外5カ国7都市を巡回した『現代日本画』展を回顧し、同展の出展作家48人中45人の作品各一点を再び展覧するものです。

写真:代表作品の写真 東山 魁夷 作・山霧幽玄
代表作品の写真 東山 魁夷 作・山霧幽玄


1980年代当時は、国際社会におけるわが国の役割が重要さを増す一方、諸外国との間に経済摩擦を引き起こすなどさまざまな問題が山積していました。そうした状況を踏まえて、京都に本社を置く株式会社ワコールと京セラ株式会社が、わが国古来の伝統的な美意識に培われた日本独自の文化である"日本画"を広く海外に紹介することによって、国際的な芸術・文化の交流をはかり、相互の理解と信頼を深めて、真の友好的な国際関係づくりに寄与することを目的として提案したのが『現代日本画』展でした。
開催にあたっては実行委員会代表に京都国立近代美術館長(当時)の河北倫明氏を迎え、株式会社ワコール社長(当時)の塚本幸一、京セラ株式会社社長(当時)の稲盛和夫が実行委員に参加、日本文化の原点である「京都」を発祥の地とする両社の創業者が展覧会実現に向けて思いを同じくし、尽力いたしました。そして『現代日本画』展は当時の現代日本画壇の最高峰から新進気鋭の画家まで48人の作品が、会派を超えて一堂に会するという、前例のない画期的な展覧会となり、海外への2年におよぶ巡回展示によって国際交流に大きな成功をおさめました。
時を経て21世紀の今、経済と文化はより一体化された社会機能となり、新しい文化の創造や、一層活発な経済力が生まれる一方、情報のグローバル化が急速に進展し、改めてわが国の中において、日本文化の本質や美意識が問い直されています。
そこで、京セラ株式会社が創立50周年、株式会社ワコールホールディングスが創立60周年を迎える2009(平成21)年を機に、社会への感謝をこめた記念事業のひとつとして、24年前に世界を巡回した『現代日本画』展を回顧し、再び蘇らせる展覧会『日本画』展を開催する運びとなりました。
この『日本画』展では、24年前の当時出展され、現在も両社が保管している、45人の作品を再び展示いたしますが、戦後の日本画壇を代表する45人の巨匠による珠玉の作品が再び会派を超えて集うことにより、多くの方々に日本文化の粋に触れていただき、その美しさを再認識されることを通じて、京都をはじめ日本文化のさらなる発展に寄与できれば幸いです。皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げる次第です。

2009(平成21)年7月21日
『日本画』展 実行委員会
委員長    塚本 能交

■『日本画』展実行委員会
委員長 塚本 能交 (株式会社ワコールホールディングス代表取締役社長)
副委員長 川村 誠 (京セラ株式会社代表取締役会長)
荒巻 禎一 (京都文化博物館 館長)
委員 山脇 晴子 (日本経済新聞社文化事業局長)
上田 耕滋 (京都新聞社 事業局長)
内山 武夫 (元京都国立近代美術館長)
上村 淳之 ( 画家 )
竹内 浩一 ( 〃 )
畠中 光享  ( 〃 )

■『日本画』展 開催要項
展覧会名 日本画 NIHONGA
−日本文化の発信に向け、ワコールと京セラが1985〜86年に
欧米を巡回した「現代日本画」展が今、京都で蘇る−
会期 平成21年(2009年)10月2日(金)から11月15日(日)
10時〜19時30分 (入場は30分前まで)
月曜休館(月曜が祝日の場合はその翌日が休館)
入場料 一般:500(400)円、大学生:400(320)円、小中高生:無料
( )内は20名以上の団体料金
会場 京都文化博物館
3階美術工芸展示室(面積 約六百平方メートル)
  〒604-8183 京都市中京区三条高倉
TEL (075)222-0888/FAX (075)222-0889
主催 『日本画』展実行委員会
京都文化博物館 日本経済新聞社 京都新聞社
後援 京都府 京都市 京都府教育委員会 京都市教育委員会  京都商工会議所
特別協賛 株式会社ワコールホールディングス 京セラ株式会社
協賛 大日本印刷株式会社  サントリー株式会社

■出展作家と作品

戦後日本画壇を代表する45人の作家による日本画作品
(額装50号、116cm×91cm)45点で構成

出展作家および作品
作家名 作品名
麻田 鷹司 陸中海巌晨輝
池田 遙邨 刈田余情
伊藤 紫虹 存在
岩橋 英遠 雲たちの夜
上原 卓 池畔新雪
上村 松篁 暖日
上村 淳之 雪野
大島 哲以 薔薇刑
大野 俶嵩 曼荼羅華
大山 忠作 朱不二
奥田 元宋 霧晴るゝ
岡崎 忠雄 菊華
小山 硬 春雪不二
加倉井 和夫 暖林
片岡 球子 浮世絵師 歌川国貞
加藤 東一 漁火
下保 昭 黄山煙雨
加山 又造
工藤 甲人 心円
小泉 智英 冬の音
小松 均 岩山図
今野 忠一 冨士
後藤 純男 雪映大和路
 
作家名 作品名
下田 義寛
下村 良之介 遙翔
杉山 寧
たか山 辰雄 午後の花と鳥
竹内 浩一
田渕 俊夫 秋意
中村 宗弘 暮雪
西山 英雄 阿蘇の夜
畠中 光享 舞妓
林 功 静亮
林 潤一 薔薇
東山 魁夷 山霧幽玄
稗田 一穂 雰烟神瀑
平川 敏夫 奇峰湧雲
平山 郁夫 平等院
福井 爽人 海の風景
堀 文子 散る秋
堀 泰明 薄紅
牧 進
松尾 敏男 花かげ
森田 曠平 歌舞伎濫觴 出雲阿國
吉田 善彦 山の辺新秋
(五十音順)


【参考】
■1985(昭和60)年〜1987(昭和62)年開催の『現代日本画』展について


名称   『現代日本画』展(NIHONGA)

会期・会場等一覧
名称 国名 都市名 会場 会期 入場者数 現地側主催者
旅立ち展 日本 東京 ワコール
麹町ビル
1985/2/22
パリ展 フランス パリ パピヨン・デ・
ザール
1985/4/17-6/2 14,000 パリ市
ストックホルム展 スウェーデン ストックホルム エトノグラフィスカ・ミュージアム 1985/6/27-9/2 8,500 エトノグラフィスカ・ミュージアム
バルセロナ展 スペイン バルセロナ パラウ・メカ
美術館
1985/10/1 -10-31 4,300 バルセロナ市
ロンドン展 英国 ロンドン バービカン・
アート・ギャラリー
1985/11/28-1986/1/26 38,600 シティ オブ 
ロンドン
ケンブリッジ展 米国
(マサチュー
セッツ州)
ケンブリッジ MITコンプトン・
ギャラリー
1986/4/1-6/14 14,500 MIT Museum
バンクーバー展 米国
(ワシントン州)
バンクーバー マーシャル・
ハウス
1986/7/1-9/14 28,500 バンクーバー市
ロサンゼルス展 米国 ロサンゼルス JACCC
ドイザキ・ギャラリー
1986/9/27-11/2 6,500 JACCC
(日米文化会館)
帰国記念展 日本 東京 スパイラル
ホール
1987/1/14-1/27 10,400

海外巡回展は、パリ展を皮切りに2年間にわたり世界5カ国7都市で開催。

海外巡回展の合計入場者数 114,900人

出展作家 48人
(2009年『日本画』展の45人に加え、奥村土牛、小倉遊亀、山本丘人の3作家が出展)

出展作品数 48点(1人1作品)

主催:『現代日本画』展実行委員会 および各国現地側主催者

協賛:株式会社ワコール  京セラ株式会社

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