ニュースリリース

2010年

2010年04月20日

新開発 京セラ独自の“BBコーティング”により耐摩耗性・耐欠損性が向上

新製品「CA45シリーズ」の発売

2010年04月20日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫)は、機械工具事業において、切削工具の耐摩耗性や耐欠損性を向上する京セラ独自で新開発の鋳鉄加工用コーティング技術"BBコーティング"を施した新製品「CA45シリーズ」2種を、本年4月21日より発売しますので、お知らせいたします。
「CA45シリーズ」は、汎用材種の一つであるねずみ鋳鉄やダクタイル鋳鉄の切削において、安定性を重視し連続加工から強断続加工まで幅広く対応する「CA4515」と、高速・高能率加工に対応し耐摩耗性に優れ長寿命を実現した「CA4505」の2製品をラインアップしています。

写真:新製品「CA45シリーズ」
新製品「CA45シリーズ」


■商品概要

製品名

「CA4515」

「CA4505」

型番数

139型番

89型番

加工用途

安定性重視の第一推奨材種
ねずみ鋳鉄やダクタイル鋳鉄の連続加工から強断続加工まで幅広い加工に対応

ねずみ鋳鉄・ダクタイル鋳鉄の高速かつ高能率な加工に対応
耐摩耗性に優れ長寿命

価格帯

550円?2,200円(希望小売価格・消費税別)

販売目標

5億円(初年度、2製品の合計)

生産拠点

鹿児島川内工場

発売日

2010年4月21日



■開発の背景
自動車部品などの金属加工を行う製造現場では、より高い加工精度と生産効率が要求されています。そのため、材料(被削材)として広く使われているねずみ鋳鉄やダクタイル鋳鉄などの切削加工に用いる工具についても高い耐久性と安定性が求められます。
このたび京セラが独自開発した鋳鉄用チップのコーティング技術"BBコーティング"により、チップの切削抵抗の低減と耐久性を向上させ、加工効率の向上とコスト削減を実現しました。

■新製品の特長
1.新開発 鋳鉄加工専用の新被膜
新開発の"BBコーティング技術(Bright Black コーティング)"は、鋳鉄加工専用の新被膜に関する技術です。
超硬母材に施された被膜は、主にウルトラファインTiCN層、α-アルミナ層、特殊最表面層で形成されており、
工具寿命の安定化と長寿命化、高能率加工を実現するため被膜層を独自技術で最適化したものです。
特殊な界面層を形成し、チップ表面の最適な被膜組成と表面処理により耐溶着性と耐剥離性を向上しました。



2.耐溶着性と耐膜剥離性の向上で工具の安定化と長寿命化を実現
切削時に発生する金属の切り屑がチップに付着すると切削抵抗が増し、チップの安定性と寿命に大きな影響を及ぼします。京セラでは、特殊表面処理法である当社独自のPICA技術(Physical Innovation for Coating Advantage)を用いることにより、滑らかな表面処理を施し、チップへの切り屑の溶着を抑え切削工具の突発的な欠損を抑えながら高品位な加工仕上げと高い安定性を両立しました。

PICA処理をしたチップと未処理のチップの表面比較

画像:PICA処理をしたチップ表面
PICA処理をしたチップ表面

画像:未処理のチップ表面未処理のチップ表面

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

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