ニュースリリース

2010年

2010年10月25日

新設計チップと各種ホルダとの組合せにより、高い加工効率と多様な加工を実現

肩削り用フライス工具「MSRS 90型」の発売

2010年10月25日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫)は、機械工具事業において、肩削り用フライス工具の新製品「MSRS 90型」を、本年11月1日より発売しますのでお知らせいたします。
「MSRS 90型」は、加工時の切削抵抗を分散し、低減させる新設計の低抵抗ニック(側面溝)と、当社独自のコーティング技術「MEGACOAT(メガコート)」を施した新開発のチップを採用しました。また、新製品向けに新たに投入するホルダは、高送りやプランジなどお客様の加工条件に合わせた各種ホルダに対応いたします。新開発のチップと組合せてご利用いただくことにより、高い加工効率と安定した加工を実現し、多様な加工が可能となります。

■「MSRS 90型」の特長
1)  チップには、切りくずを細かく分断し、切削抵抗を低減させる低抵抗ニック※1を採用。「MSRS 90型」では新開発チップを標準品として使用いたします。切削時の抵抗をニックが分散することで、切削時に生じる「ビビリ」を低減し、安定した加工を実現します。
2)  チップには、強度と耐欠損性を兼ね備えた当社独自の長寿命コーティングMEGACOAT(メガコート)を採用。独自のコーティング技術によって、チップの耐摩耗性と耐酸化性を高め、長寿命化を実現することで加工コストの削減にも繋がります。
3)  チップは、フライス工具の左右両方の回転方向に対応可能な「勝手無し」タイプを採用。また、様々な角度での切削を実現する「4コーナ仕様」、「コーナR仕様」としました。各種ホルダとの組合せにより、肩削り、高送り、プランジ加工、サイドカッタなど、幅広い加工が可能です。 

現在、切削工具はアジアなど新興国を中心に自動車部品の加工や、鉄道、建機、エネルギーなど各分野のものづくりの現場で使用され、汎用性の高い製品へのニーズが高まっています。当社は、今後も製品ラインアップの強化を図るとともに、お客様から様々なニーズに応え、さらなる生産性の向上に貢献してまいります。
※1 切りくずの分断、切削抵抗の低減のためにチップ側面に施した溝

写真:肩削り用フライス工具「MSRS90」
肩削り用フライス工具「MSRS 90型」


■商品概要

製品名

肩削りフライス工具「MSRS 90型」

型番数

チップ    10型番
ホルダ(標準)     32型番
※お客様のご要望に応じたホルダの製造も可能

加工用途

肩削り、高送り、プランジ加工など

生産拠点

チップ:鹿児島川内工場
ホルダ:滋賀八日市工場

発売日

2010年11月1日

価格帯

チップ    10型番
ホルダ(標準)    32型番

販売目標

2億円(2010年11月1日~2011年10月31日)



※本製品は、10月28日から11月2日までの6日間、東京ビッグサイトで開催される
日本国際工作機械見本市『JIMTOF2010』に出展します。(西1ホールW1021)


■製品の特長
1.新設計の「4コーナ仕様チップ」を採用
「MSRS90 型」には、本製品の専用として新しく設計した低抵抗ニック付き「4コーナ仕様」チップを標準品として採用いたしました。これにより、加工物を切削する際に発生する切りくずをチップ側面の溝であるニックが細かく分断することで切削抵抗を低減、切削時の抵抗などで生じる「ビビリ」を低減し、安定した加工が可能となります。
また、チップの切刃先端に設けた帯状の面であるランドを2段階とすることで刃先厚みを従来品より約1.5倍厚くし、刃先強度をアップさせ、低抵抗と刃先の強度向上の両立を実現しています。
写真:標準チップ(4コーナ仕様チップ)
標準チップ(4コーナ仕様チップ)
画像:刃先の強度向上の説明 従来比で51%アップ 刃先の強度向上   

2.MEGACOAT(メガコート)で長寿命
チップには、京セラ独自のPVDコーティング法※2であるMEGACOATを施すことで、耐摩耗性、耐酸化性を高めて長寿命化および高速加工、高能率加工を実現しました。また、クレータ摩耗(酸化/拡散摩耗)を抑制することで、より安定・長寿命加工を可能としました。
※2 電気・熱エネルギーなどで溶融・イオン化し、物理的に母材表面に硬質被膜を施すコーティング方法

3.様々なホルダとの組合せで多様な加工を実現
チップは、フライス工具の回転する方向が左右どちらでも対応可能な「勝手無し」タイプを採用。また多様な角度での切削を実現する「コーナR仕様」としています。これによりチップは高送りカッタやプランジカッタなどの各種ホルダにもそのまま利用でき、お客様のニーズに応じた多様な加工が可能となるとともに、加工コストの削減にも繋がります。  
画像:各種ホルダとの組合わせで多様な加工を実現
各種ホルダとの組合わせで多様な加工を実現

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