ニュースリリース

2013年

2013年01月16日

全国初 大学·行政·企業等の連携による地域貢献型スキームの
メガソーラー発電所を設置

2013年01月16日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

龍谷大学
和歌山県印南町
株式会社京セラソーラーコーポレーション
株式会社PLUS SOCIAL
トランスバリュー信託株式会社
龍谷大学(本部:京都市伏見区、学長:赤松徹眞)、和歌山県印南町(町長:日裏勝己)、株式会社京セラソーラーコーポレーション(本社:京都市伏見区、社長:財部行廣 以下、KSC社)、 株式会社PLUS SOCIAL(本社:京都市中京区、社長:深尾昌峰 以下、PS社)およびトランスバリュー信託株式会社(本社:東京都中央区、社長:杉谷孝治 以下、トランスバリュー)は、連携して、全国初となる地域貢献型メガソーラー発電所「龍谷ソーラーパーク」を設置します。
本事業は、龍谷大学が、社会的責任投資(SRI:Socially Responsible Investment)をおこない印南町、KSC社、PS社、トランスバリューが、それぞれのもつ資源やノウハウ等を供給するかたちで連携する全国初の事業となります。
また、これを契機として、龍谷大学と印南町、KSC社は、生涯学習事業や地域活性化事業等に連携して取り組みます。

1. 事業背景
東日本大震災後の日本社会では、エネルギー政策において原子力発電依存への反省と電力不足を通して市民生活 · 事業活動のあり方が見直されています。そして、従前からの二酸化炭素排出抑制と併せて、エネルギー問題は解決すべき喫緊の課題となっています。
そのような中、再生可能エネルギーへの注目は社会的に高まっており、再生可能エネルギーを組み込んだモデルづくりは社会的に重要なテーマとなっています。固定価格買取制度の導入にともない、再生可能エネルギー普及の新しい事業モデルづくりが求められており、今回の事業モデルには地域社会からの大いなる期待が寄せられています。
龍谷大学では、(独)科学技術振興機構の実施する事業「地域に根ざした脱温暖化 · 環境共生社会」に採択された本学の研究開発プロジェクト『「地域再生型環境エネルギーシステム実装のための広域公共人材育成 · 活用システムの形成」代表:龍谷大学政策学部教授 白石克孝 (研究期間:2010年10月~2013年9月)』 の研究成果をもとに「地域貢献型メガソーラー発電事業」のモデルを考案しました。
今回、本モデルをもとに、龍谷大学、印南町、KSC社、PS社、トランスバリューが連携し、「地域貢献型メガソーラー発電事業」の実現に向けて共同で取組みを進めてきました。

2. 事業概要
再生可能エネルギーの固定価格買取制度が導入されて以来、メガソーラー発電所建設への気運が高まっています。本事業への参画の趣旨は、自らが消費するエネルギーは、できる限り再生可能エネルギーとして生み出そうという発想に立つものです。
具体的には、龍谷大学が投資する資金をもとに、事業会社であるPS社とトランスバリューが連携し、メガソーラー発電所(発電能力合計約1,850kW)を龍谷大学深草キャンパス及び印南町の町有地に設置し、固定価格買取制度を利用した売電事業を行います。本発電所には、京セラ製多結晶シリコン型の高出力太陽電池パネルを合計約7,500枚設置する予定です。
PS社は非営利型株式会社として、売電収入から必要経費を差し引いた利益を、設置地域である和歌山県及び京都の地域貢献活動や市民活動の支援資金として提供することになります。

「龍谷ソーラーパーク」概要
○場所:
 和歌山県印南町大字印南4483番地(町有地 · 賃借) ‹設置容量 約1,200kW›
 和歌山県印南町大字美里1192番地(PS社所有地) ‹設置容量 約600kW›
 京都市伏見区深草塚本町67番地(龍谷大学学舎屋上) ‹設置容量 約50kW›
○総発電能力: 約1,850kW
○年間発電電力量(予定):約1,900,000kWh
○工事開始:2013年5月
○稼働予定:2013年7月
○総事業費:7億円

‹本事業スキーム› 
図:‹本事業スキーム›

‹建設予定地›
写真:▲印南町建設予定地航空写真
▲印南町建設予定地航空写真
写真:▲印南町建設予定地
▲印南町建設予定地
写真:▲龍谷大学建設予定建屋外観
▲龍谷大学建設予定建屋外観
写真:▲龍谷大学建設予定建屋屋上
▲龍谷大学建設予定建屋屋上

‹龍谷ソーラーパーク設置イメージ›
図:龍谷ソーラーパーク設置イメージ
図:龍谷ソーラーパーク設置イメージ

3. 事業の特徴
(1) 龍谷大学 · 印南町 · KSC社 · PS社 · トランスバリューと共同で、「地域貢献型メガソーラー発電事業」を展開する。
(2)多様な担い手との協働により、太陽光発電の収益を地域社会に還元し、社会課題の解決に資する事業モデルであること。
(3)本モデルが、再生可能エネルギーの普及モデルになりうること。

4. 関係機関の役割
(1) 事業会社である、PS社およびトランスバリューは、太陽電池パネル(京セラ製)を「京都深草プラント:龍谷大学深草キャンパス」及び「和歌山プラント:印南町内の町有地及び事業会社保有地」に設置し、これらを「龍谷ソーラーパーク」と称する。
(2) 龍谷大学は、本事業による発電量及び温室効果ガス削減量を公表する。
(3) 印南町は、町有地を発電所建設用地として貸与する。
(4) KSC社は本事業に対し、太陽電池パネルの供給に加えて、長年の事業経験により培ったエンジニアリング技術を生かし、設計・施工(EPC)および保守管理を実施する。
(5) 龍谷大学と印南町は地域連携協定を結び、地域活性化等に協働で取組みを進める。
(6) 龍谷大学は、印南町における小 · 中学生対象の環境学習事業などに協力する
(7) 龍谷大学は、学生及び高校生対象の講演会を企画し、KSC社は講師を派遣する。
(8) 事業会社は、本事業で得た収益を地域等に貢献することを目的として、龍谷大学及び京都 · 和歌山の地域団体に寄付する。
(9) トランスバリューは、信託事業として龍谷ソーラーパークを設置し、龍谷大学、PS社の指図に従い、龍谷ソーラーパークを管理・運営する。

5. 今後のスケジュール(予定)   
 2013年 2月 関係機関協定締結、設備認定手続等
5月設置工事開始
6月設置工事完了
7月発電所稼働開始

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