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2013年

2013年11月13日

京セラ美術館 2013年秋季特別展

「京都オパールと漆 · ふたつの出会いが生み出す“彩輝光”」

漆工芸作家 · 大町憲治氏が手がける新しい蒔絵(まきえ)※1の世界

2013年11月13日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:山口 悟郎)は、社会貢献活動の一環で開設している京セラ美術館(京セラ本社ビル1階)において、本年11月23日(土)~12月8日(日)までの16日間、秋季特別展「京都オパールと漆 · ふたつの出会いが生み出す“彩輝光(さいきこう)”」を開催いたします。

このたびの特別展では、当社独自の装飾用素材「京都オパール」を、蒔絵(まきえ)※1の表面にちりばめたものを中心に約50点の漆工芸作品を展示いたします。出展作品は、京都を中心に活動する漆工芸作家・大町憲治氏が手がけた宝石箱や碗などで、磨き上げられた漆の艶とオパール独特の遊色効果によって醸し出される輝きが、華やかな世界を演出しています。

大町氏は、漆工芸の伝統と新しい素材や技法を織り交ぜた数々の作品を手がけています。特に、古来より伝わる技法「螺鈿(らでん)※2」で装飾に使用する貝殻の代わりに、京都オパールを使用した新技法「彩輝光(さいきこう)※3」は、2009年に大町氏が考案したもので、螺鈿では表現しきれない多彩で華やかな輝きを生み出しています。これらは、京都の伝統的な工芸技術と、京セラの技術力によって誕生した京都オパールが融合して生まれた“新工芸”ともいえる作品です。

当社は、本特別展を通じて、漆工芸の魅力を発信し、京都の伝統産業の発展に寄与するとともに、京都オパールの美しさや装飾用素材としての可能性に触れていただきたいと考えております。

※1. 器物の表面に漆で文様を描き、金・銀などの金属粉や色粉を付着させた工芸品や技法のこと。
※2. 貝殻から真珠色に光る部分を切り取って磨き、その薄片を漆器や木地にはめ込んで装飾する工芸技法。
※3. 伝統技法「螺鈿」で使用する貝殻の代わりに、京都オパールを用いて蒔絵を装飾する漆工芸新技法。

■主な出展作品
京都オパールをちりばめた宝石箱「渦」京都オパールをちりばめた碗「刈安(かりやす)&唐紅花(からくれない)」
京都オパールをちりばめた宝石箱「渦」(左写真)と、
碗「刈安(かりやす)&唐紅花(からくれない)」(右写真)

■特別展概要
特別展名 京セラ美術館 2013年秋季特別展
「京都オパールと漆 · ふたつの出会いが生み出す“彩輝光”」
会  場 京セラ(株)本社ビル1階 京セラ美術館(住所:京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地)
会  期 2013年11月23日(土)~12月8日(日)までの16日間
※通常、土 · 日 · 祝日は休館ですが、会期中は毎日開館いたします。
開館時間 午前10時~午後5時 (※12/2~12/8は、午後8時まで)
入 場 料 無料
出展作品 約50作品
主  催 京セラ株式会社

■京セラ美術館について
京セラは、1998年に京都市伏見区の本社ビル内に京セラ美術館を開館し、当社が収蔵する美術品を地域の皆様に無料で公開することを通じて、京都南部地域の振興や活性化に努めてまいりました。中国 · 清朝時代のガラス作品“乾隆ガラス”、東山魁夷や平山郁夫らによる日本画等を常設展示しており、開館以来18万人以上の方々にご覧いただいています。
常設展示以外の特別展としては、これまで、「ピカソ347シリーズ展」(2000年)、「現代日本画展」(2000年)、「アンセル · アダムス、アメリカ大自然を撮る」(2008年)、「ふるさとの詩 ~中村晋也、日本の心を刻む~」(2010年)、「彫金の美 帖佐美行の世界」(2011年)等、計10回開催しております。

■作者:大町憲治氏について
大町憲治氏 【プロフィール】
1959年生まれ。京都市立日吉ヶ丘高校美術工芸コース漆芸科を卒業後、京都の漆工芸作家に師事。以降、京都を中心に制作活動を行い、1981年の日展、京展での入選を皮切りに、さまざまな展示会を通じて活躍。

【コメント】 漆工芸「蒔絵」を制作する私にとって、京都オパールとの出会いは衝撃でした。伝統技法「螺鈿」の技術をヒントに制作した新しい作品は、眩しいほどの輝きを発してくれ、その新しい漆工芸技法に「彩輝光」と命名しました。この「彩輝光」は、日夜技術の研鑽に務めるなかで培った技を活かして、新たなモノ作りを模索して生まれたものです。この新しい技法をさらに深めていけるように、これからも「確かな技術に豊かな感性 ! 」を胸に、技術と感性の追求に努めてまいります。 ぜひ一人でも多くの方にご覧いただき、伝統技術と京都オパールが織りなす可能性に触れていただきたいと思います。

■主な出展作品
指環箱「遠景」
指環箱「遠景」
Pen Case 「誘」
Pen Case 「誘」
minibox「こころ」
minibox「こころ」
四つの感情「喜怒哀楽」
四つの感情「喜怒哀楽」

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