ニュースリリース

2014年

2014年06月05日

堅牢性、耐腐食性に優れるバーコードプリンター向け

サーマルプリントヘッド「KRWシリーズ」を開発

プリンターの組立効率、耐久性の向上に寄与

2014年06月05日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:山口 悟郎)は、サーマルプリントヘッド(以下、ヘッド)の新製品として、卓上型バーコードプリンター向けヘッド「KRWシリーズ」を開発し、本年6月より、サンプル出荷を開始しますのでお知らせいたします。本製品は、ヘッド構造の簡素化や樹脂封止膜の改良により、ヘッドの堅牢性、耐腐食性を向上させており、プリンターの組立効率や耐久性の向上に寄与いたします。

サーマルプリントヘッド「KRWシリーズ」
製品名 サーマルプリントヘッド
「KRWシリーズ」
主要用途 卓上型バーコードプリンター
生産拠点 前工程:鹿児島隼人工場
後工程:長野岡谷工場
サンプル出荷 2014年6月より

■開発背景
倉庫や配送センターなどの物流拠点では、配送情報が記載されたバーコードラベルを活用し、配送物の効率的な管理を行っています。近年では、アジアなどの新興国でも物流基盤が充実し、物流量が大幅に増加しています。そのため物流現場では逐次、ラベルの発行が可能な卓上型バーコードプリンターの需要が拡大しています。
このようなバーコードプリンターを展開するメーカーでは、プリンターにヘッドを組み込む際の作業負担を低減し、組立効率を向上するために、堅牢性に優れ、取り扱いが容易なヘッドが求められています。また、湿気や塩分などの腐食物質がヘッドに付着し、劣化することを抑制するためにヘッドの耐腐食性の向上が求められています。

■新製品「KRWシリーズ」の特長
「KRWシリーズ」は、ヘッドの部品点数を削減し構造を簡素化するとともに、負荷が掛かりやすいコネクタとの接続部分を樹脂で強力に固定することで、優れた堅牢性を実現しています。また、ヘッド表面をコーティングしている樹脂封止膜の成分や成膜工程を改良することで、高温多湿で過酷な使用環境下においても湿気や塩分などの腐食物質からヘッドを守り、優れた耐腐食性を実現しています。 堅牢性と耐腐食性を向上させたKRWシリーズは、プリンターの組立効率の向上に寄与するとともに、プリンターの耐久性向上に貢献いたします。

1. 堅牢性の向上で、プリンターの組立効率向上に寄与する最小クラス※1のヘッド
近年、新興国向けのプリンターを展開するメーカーでは、プリンターを組立てる際の作業負担や部品破損の低減を図り、生産効率を向上させるために堅牢性に優れ、頑丈で取り扱いが容易なヘッドが求められています。
そこで当社では、ヘッドの部品点数を削減し、簡素で頑丈な構造を採用することで優れた堅牢性を実現した新ヘッド「KRWシリーズ」を開発しました。一般的な当社製ヘッドは、回路が印刷されたFPC基板※2を介して、セラミック基板とコネクタを接続しています。一方「KRWシリーズ」は、このFPC基板を介さず、セラミック基板とコネクタを直付けするとともに、負荷が掛かりやすいコネクタとの接続部分を樹脂で強力に固定することで、簡素で頑丈な構造とし、優れた堅牢性を実現しています。
また、FPC基板がないシンプルな構造のため、薄膜タイプのサーマルプリントヘッドとして最小クラス※1を実現しており、プリンターの小型化にも貢献いたします。

2. 樹脂封止膜の改良により優れた耐腐食性を実現し、ヘッドの耐久性向上に貢献
ヘッドの表面には、保護膜や樹脂封止膜がコーティングされており、印刷時の摩耗や腐食物質の付着により、発熱体や回路などが劣化することを防止しています。特に、バーコードプリンターは、湿気や塩分など腐食物質の影響を受けやすい屋外施設や食品加工場、厨房などで使用されることも多いことから、高温多湿で過酷な環境に対応できる高い耐腐食性が求められています。
「KRWシリーズ」は、樹脂封止膜の成分や成膜工程を改良することで、耐腐食性の向上を実現しており、高温多湿で過酷な環境下においても腐食物質のヘッドへの進入を抑え、プリンターの耐久性向上に貢献いたします。

※1. 当社従来品比(2014年5月末時点)
※2. フレキシブルプリント回路基板:絶縁性を有する薄くやわらかいフィルムの上に、回路を配線したプリント基板のこと。

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

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