ニュースリリース

2015年

2015年09月25日

低抵抗設計で優れた穴精度を実現し、生産性向上に貢献

「マジックドリル® DRA」 の発売

2015年09月25日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:山口 悟郎)は、穴あけ加工に用いられるドリルの新製品として、「マジックドリル® DRA」を開発し、本年10月1日(木)より、販売を開始しますので、お知らせいたします。

本製品は、先端に特殊チゼル形状を有したS字曲線切れ刃を採用するとともに、芯厚とねじれ角およびフルート形状を最適化し、本体の剛性を向上させることにより、低抵抗設計で優れた穴精度を実現しました。さらに、ねじを取り外すことなくチップ交換が可能なねじ止め拘束方式や、多様な被削材で長寿命 · 安定加工を可能とした京セラ独自開発の特殊ナノ積層コーティング「MEGACOAT NANO®」(メガコート ナノ)を採用することで、お客様の生産性向上に貢献していきます。

写真:マジックドリル DRA
マジックドリル® DRA

製品名 マジックドリル® DRA
型番 ホルダ:ストレートシャンク SS型
     フランジ付シャンク SF型
チップ:DA型  PR1525 · PR1535
 加工深さ:3D,5D,8D
 加工径:φ7.94mm~φ25.50mm
価格帯
<型番数>
ホルダ:28,500~85,200円(税別) <150型番>
チップ: 6,700~14,800円(税別) <284型番>
発売日 2015年10月1日(木)
加工用途 穴あけ加工など
推奨被削材 ・炭素鋼、合金鋼、金型鋼、ステンレス鋼
・ねずみ鋳鉄、ダクタイル鋳鉄
生産拠点 滋賀八日市工場、鹿児島川内工場
販売目標 10億円/年


【開発背景】
現在、自動車や航空機、医療機器分野などにおいて、部材の軽量化や高機能化が進んでおり、穴あけ加工においても、これまで以上に、より高精度で多様な被削材に対応した製品が不可欠となっています。一般に高精度な穴あけ加工を行うためには、特にホルダの芯厚を厚くして曲りやたわみが出ないように剛性をより高める必要があります。一方で、芯厚を厚くすると切りくずの詰まりや巻き付きが発生しやすいといった欠点があり、剛性と切りくず排出性という相反する性能を両立することが課題となっています。さらに、被削材への接触時(食いつき時)の振動やびびりの低減、刃先強度の向上、チップ交換の容易性など、短時間でより確実に加工ができる高機能な製品が求められています。

京セラは、本年10月21日(水)~10月24日(土)まで、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)にて開催される「MECT 2015」(メカトロテックジャパン2015)に出展し、本製品を展示する予定です。



【新製品 「マジックドリル® DRA」の特長】
1. 低抵抗設計で穴精度を向上
特殊チゼル形状を採用したS字曲線切れ刃により、スラスト力(回転軸の軸方向に働く力)を低減し、被削材への接触時(食いつき時)の振動を抑制。穴精度の向上を実現。
図:切れ刃のイメージ
切れ刃のイメージ
2. 高剛性と切りくず排出性の両立
ねじれ角やフルート形状を最適化することで、他社製品に比べ芯厚を約20%※1向上。これにより、たわみや軸方向の切削力に強く、かつ安定した切りくずの排出を実現。
さらに、深穴加工での排出性をより高めるため、フルートの一部を広げたサポート溝※2を設けることで、安定性を向上。 
  ※1 当社調べ  ※2 加工深さ、5D,8Dのタイプに採用
図:芯厚比較
芯厚比較
図:サポート溝の設置
サポート溝の設置

3. 容易なチップ交換
横方向の力に強い拘束面構造にすることで、ねじ止め方式の課題を解決。また、止めねじを完全に取り外すことなく、レンチで簡単にチップ交換が可能な拘束方式を採用。

4. 多様な被削材で長寿命・安定加工
当社独自開発の「MEGACOAT NANO®」(メガコート ナノ) を採用。
高靭性母材と特殊ナノ積層コーティングの組み合わせで、鋼からステンレス鋼、鋳鉄に至るまでさまざまな被削材で優れた性能を 発揮し、高い汎用性を実現。
図:コーディング特性
コーディング特性

 · 「マジックドリル」、「MEGACOAT NANO」は、京セラ株式会社の登録商標です。

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

部品·デバイスの最新ニュース

このページのお問い合わせ