ニュースリリース

2016年

2016年06月30日

従来品比で約40%の小型化、最大20%の省電力化を実現

世界最小※1の「KMSシリーズ」サーマルプリントヘッドを開発

2016年06月30日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:山口 悟郎)は、サーマルプリントヘッドの新製品として、バーコード向け平面型ヘッド「KMSシリーズ」を開発し、本年7月より、受注生産を開始しますのでお知らせいたします。
本製品は、新構造により従来品比で約40%の小型化を可能にした世界最小※1サイズで、また、抵抗ロス設計により最大20%の省電力化を実現しており、ポータブルプリンターの小型化と省電力化に寄与します。

写真:KMSシリーズ

製品名サーマルプリントヘッド「KMSシリーズ」
主要用途バーコード用ポータブルプリンターなど
生産拠点前工程:鹿児島隼人工場
後工程:長野岡谷工場
生産時期2016年7月より受注生産開始
販売目標350,000台 / 年

■開発背景
倉庫や配送センターなどの物流拠点では、配送情報が記載されたバーコードラベルを活用して配送物の効率的な管理を行っています。近年では、先進国のみならず、中国をはじめとするアジア諸国でも物流インフラの充実に伴って物流量が大幅に増加しており、ラベルの発行が可能なポータブルプリンターの需要が拡大しています。
ポータブルプリンターは、倉庫や配送センター内などで使用することが多く、作業しやすいようによりコンパクトである必要があります。また、モバイルでのバッテリー駆動が前提となるため、消費電力を極力抑えることが求められることから、ヘッドの一層の小型化と省電力化へのニーズが高まっています。

■新製品「KMSシリーズ」の特長
1.新構造を採用し、ポータブルプリンターの省スペース化に寄与する世界最小※1のヘッド

新製品は、従来構造ではドライバーICをセラミック基板上に設置していましたが、新構造では回路基板上に設置し、さらに基板とドライバーICの接続をワイヤーボンディング方式に変えたことにより、奥行きを従来品の16.3mmから9.9mmへ約40%縮小し、小型化を実現しました。
薄膜タイプの平面型ヘッドとして世界最小※1を実現しており、ポータブルプリンターの小型化 · 軽量化に貢献します。

図:KMSシリーズの特長説明図

2.抵抗ロス低減設計により、ポータブルプリンターの省電力化に貢献
ポータブルプリンターはモバイルバッテリー駆動のため省電力化が求められており、消費電力の低減が課題となっていました。
京セラは、これまで培ってきた設計技術により、配線形状の最適化を行い、配線抵抗ロスを低減することで発熱体部の熱効率を改善し、消費電力を最大20%低減※2しました。
「KMSシリーズ」は、ヘッドの熱効率向上により、ポータブルプリンターの省電力化を実現し、バッテリーの長寿命化、ラベル発行の作業効率改善に貢献します。

※1. バーコード用平面サーマルプリントヘッドにおいて(京セラ調べ 。2016年6月1日現在。)
※2. 同等の従来品において(京セラ調べ。2016年6月1日現在。)

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

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