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2017年

2017年05月22日

京セラ美術館 2017年特別展

「リン/テン —ファインセラミックスと芸術の交感—」

若手やきもの作家・上田順平氏の新作約20点を公開

2017年05月22日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)は、社会貢献活動の一環で開設している京セラ美術館(京セラ本社ビル1階)において、本年6月9日(金)から7月9日(日)までの約1ヵ月間、2017年特別展「リン/テン —ファインセラミックスと芸術の交感—」を開催します。
本展では、「やきもの」で表現活動を行う若手作家 · 上田順平氏によって制作された当社のファインセラミックスを使用した作品を中心に、約20点の新作を公開する予定です。
ファインセラミックスは、自動車やスマートフォン等の部品として幅広く用いられていますが、芸術の観点では、素材としての魅力はあるものの、加工の難しさなどから、現在までほとんど扱われておりません。
今回、上田氏からファインセラミックスを使用して、新たなジャンルのやきもの作品に挑戦したいとの申し出があり、当社としてもファインセラミックスの魅力や、芸術分野での新しい可能性について、広く発信していきたいとの思いから本展が実現しました。
特別展のタイトルとなっている「リン/テン」は、臨界、輪郭、隣接などの「リン」、反転、展開、接点などの「テン」という個別の意味に加え、「輪転(輪廻)」という意味も込められています。 シンプルなようで複雑、無機質なようで生命力あふれる作品によって生みだされる非日常的な世界を、ご体感いただける展示内容となっています。

写真:シロ/モン<ファインセラミックス>
シロ/モン <ファインセラミックス>
ファインセラミックスによる四角形の板を、鏡や窓、絵画に見立てて空間に配置し、現実世界に空白 · 余白を表現。
写真:シロ/モン<ファインセラミックス>
ホウ/イ <レンガ生土>
人が手のひらで水をすくった動作から、文明や利器が生まれ発展したとする物事の成り立ちを表現。

■特別展概要
特別展名京セラ美術館 2017年特別展
「リン/テン —ファインセラミックスと芸術の交感—」
会場京セラ(株)本社ビル1階 京セラ美術館(住所:京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地)
会期2017年6月9日(金)~7月9日(日)の約1ヵ月間(会期中は毎日開館)
開館時間午前10時~午後5時 (入館は閉館の30分前まで)
入館料無料
出展品ファインセラミックスを用いた陶芸作品を中心とした新作約20点
主催京セラ株式会社
後援京都市、京都商工会議所、京都新聞、日本経済新聞社京都支社、KBS京都
協力Imura art gallery、都窯業株式会社、カネ利陶料有限会社、宝塚大学

■展示内容
上田氏は、水をすくう動作から生まれた掌のなかの水面に四角形をみたことから、原初から現在までの人の営為をつなぐ手がかりとして四角形という図形に着目。 レンガや土器に始まる人類の技術や文明の進歩の頂点として、ファインセラミックスを位置づけ、有史以前からの人の営みと、物質 · 時間との関係性を象徴的に表現します。
最先端技術の進化を支えるファインセラミックス。 機能性の追求によって生まれた「いろ、かたち」を独立させて可視化することで、ファインセラミックスに鑑賞という用途を加え、「やきもの」による芸術表現に一石を投じます。
写真:シカク/ラセン <磁器>
シカク/ラセン <磁器>
物質や人には、螺旋構造という共通性がある一方、人が生み出す形には四角形が数多く存在する。螺旋と螺旋の関わりを四角形で表現。

■上田順平氏について
写真:上田順平氏 京都を拠点に、「やきもの」が背負う文化や歴史、「うつわ」という概念、「機能と用」に対しての問いから、それらの関係に着目した作品を制作。 2010年には、現代美術における若手作家の登竜門と言われる「五島記念文化賞美術新人賞」を受賞。 同年より五島記念文化財団の研究員としてメキシコで制作活動を行う。 メキシコの風土や現代文化、古代文明などに触れ、文明 · 技術と芸術との接点を模索。 帰国後初となる本展において、文化の違いを越える新たな作品約20点を公開。
[略歴]
1978 年大阪府堺市生まれ
2003 年大阪芸術大学美術学部工芸学科陶芸コース卒業
2005 年京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科陶磁器専攻修了
2010 年五島記念文化財団研修員としてメキシコにて滞在制作
現在宝塚大学 専任講師
[主な受賞歴]
2006 年京都府美術工芸新鋭選抜 2006—新しい波— 工芸部門 · 最優秀賞
2008 年第11回岡本太郎現代芸術大賞展 岡本敏子賞
2010 年五島記念文化賞 美術新人賞
2013 年第31回京都府文化賞 奨励賞

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