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2種の周波数出力機能を持つ世界最小クラス(2.0×1.6mm)TCXO「KT2016M」の開発について
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2種の周波数出力機能を持つ世界最小クラス
(2.0×1.6mm)TCXO「KT2016M」の開発について

京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫、以下京セラ)の100%子会社で水晶デバイスの開発製造会社である京セラキンセキ株式会社(社長:酒井 威、以下京セラキンセキ)は、スマートフォンや3Gなどの携帯電話に搭載される電子部品において、世界最小クラス(2.0×1.6×0.8mm Max)で2種の周波数を出力する機能を有する温度補償型水晶発振器(TCXO)『KT2016M』を開発しました。本年12月より量産を開始する予定です。なお、本製品の販売は京セラがおこないます。

近年、より高機能・多機能となったスマートフォンが世界中で急速に普及しています。スマートフォンは、電話としての通話機能のほか、ブルートゥースやW-LANなどの近距離無線通信機能およびGPS(全地球測位システム)機能が搭載されているものがほとんどです。このような機能は、それぞれ専用の基準信号源が必要なため、小型化・薄型化が求められる通信端末において部品点数の増加が課題となっていました。このたびの新製品は、出力端子を2つ設けることで、本製品1つで2つの基準信号源として用いることが可能です。また、京セラキンセキが培ってきた水晶ブランクの設計技術と人工水晶の加工技術を組み合わせることで、2出力機能を有しながらも、サイズは面積で従来比64%まで小さくした、世界最小クラス(2.0×1.6×0.8mm Max)を実現しました。 京セラキンセキは、本製品の投入により部品搭載個数の削減と省スペース化に貢献いたします。
KT2016M
本製品の特長:
  (1) 異なる周波数での2出力可能(源振※ + 1/2分周)                    ※水晶振動子固有の周波数
   

本製品は同一周波数での2出力のみならず、一方を源振での周波数、もう一方を1/2分周にした異なる2つの周波数の出力も可能となっています。このため、より幅広い領域で利用可能となります。

  (2) 2出力それぞれに対してイネーブル/ディセーブル機能搭載
   

本製品は、2出力それぞれに対してイネーブル/ディセーブル機能(出力をON/OFFする機能)を搭載しています。また2出力ともディセーブルとしたときの消費電流は100uA以下と非常に低く、バッテリーの長寿命化・環境負荷の低減に効果的です。

  (3) 環境性能
   

本製品は、鉛フリー、RoHS指令、欧州REACH規則に準拠した製品です。

本製品の性能:  
名称 温度補償型水晶発振器(2出力タイプ)KT2016M
用途 通信端末/短距離無線通信の基準信号用、GPS用
外形寸法 2.0×1.6×0.8mm Max
生産拠点 京セラキンセキ株式会社 鹿児島国分事業所
サンプル対応 2011年8月より
周波数 13MHz,19.2MHz,26MHz,38.4MHz,52MHz
動作温度範囲 -30 〜 +85°C
周波数温度特性
(-30〜+85℃)
±0.5ppm (25℃の周波数に対しての偏差)
周波数偏差vs負荷 ±0.1ppm
周波数偏差vs電源電圧 ±0.2ppm
動作電源電圧 1.68V〜3.6V
出力電圧 0.8Vp-p Min (負荷10kΩ/10pF)
消費電流(26MHz) 2.0mA Max(2出力時),1.5mA Max(1出力時)
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