第3回 上部構造

写真:覚本 嘉美 先生覚本 嘉美 先生
覚本歯科医院
(栃木県小山市開業)
京セラ公認
POIインストラクター

写真:八木原 淳史 先生八木原 淳史 先生
ファミリー歯科医院
(茨城県古河市開業)
京セラ公認
POIインストラクター

1. Superstructure Arrangement

診査診断、インプラント埋入処置まで無事に終了しました。家を建てるときになぞらえれば設計と基礎工事が終わったところでしょうか。どんなに美しい家でも、基礎がしっかりしていなければ必ず不具合が生じます。前回まで述べた基本事項を守って、確実なインテグレーションを獲得しましょう。
以下に上部構造への流れを示します(図1)。

図:図1 POI EXシステムマップ

2. Secondary Surgery

2回法で埋入した場合、ヒーリングキャップを用いて粘膜下からプラットフォームを貫通させることになります。不必要に大きな粘膜切開は周囲骨の減少を引き起こすことも報告されていますので最小限にしたいものです。埋入処置の際に使用したサージカルステントを再利用することで、インプラントの植立位置を把握することができます。ピンポイントでメスにて切開、あるいはレーザーにて周囲粘膜を蒸散させます。

図:図2 ヒーリングキャップ

2回法二次手術

図:図3 2回法二次手術 カバーキャップをヒーリングキャップに交換するのが二次手術と考えると理解しやすい。

図:図4 アバットメントリーマーEXの取り付け

余剰な骨組織を除去することが必要な場合は、アバットメントリーマーEXを使用します。アバットメントリーマーEXにドライバーホルダーを取りつけ、アバットメントリーマーEX先端をフィクスチャー六角穴内部中央に挿入し、ゆっくりと押し下げながら回転させ、アバットメントリーマーEXの刃部底面をフィクスチャーに接触させます。その際、側方に力をかけないよう注意してください。

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