腐食に強いサーマルヘッド

 
 電極腐食故障 のメカニズム
水分および腐食性イオンが電極を形成する金属材料と接触すると電極材料を腐食させる化学反応が起こります。
反応は電位差によって加速されます。

電極腐食を引き起こす化学反応
(1) Na+イオンによる反応
 
Na+ 
H2O
→ Na++OH-+1/2H2  (Naイオンと水の反応による水酸基の生成)
  電極材料+3OH- → 電極材料水酸化物+3e- (水酸基による電極材料の腐食)
(2) Cl-イオンによる反応
  電極材料+3Cl- → 電極材料の塩化物+3e- (Clイオンによる電極材料塩化物の生成)
電極材料塩化物+ 
3H2O
 → 電極材料水酸化物+3H++3Cl-
 (電極材料塩化物の加水分解による水酸化物の生成)
※腐食反応とは、電極材料が化学反応によって電気を通さない水酸化物や酸化物に変化することです。

取り扱い上の注意
腐食性イオンを付着させないでください
手汗などによる汚染防止のため、サーマルヘッドを直接手で触れないようにして下さい。
水分が直接ヘッド表面に付かないようにしてください
サーマルヘッドは、結露しないようにして下さい。万が一結露した場合は、露が消えるまでVH をOFF状態にして下さい。
汚れを清掃する際に注意して下さい
発熱体表面の汚れは、エタノール又はIPAで拭いて下さい。ヒーターラインと同じ水平方向に拭いて下さい。唾や汗の付いた布でヘッド表面を拭かないで下さい


 電極腐食故障 対策のポイント
どうしても避けられない水分や腐食性イオンの付着がある場合、セラミック上配線パターンが、水分やイオンが侵入しやすい箇所となります。
電極腐食故障 対策のポイント
対策ポイント
セラミック上配線の封止性向上 および セラミック上配線がないヘッド構造

 耐腐食 推奨ヘッド仕様
G−Glaze Type 全面グレーズ タイプ B−Glaze  Type フルグレーズ タイプ
詳細 詳細
低コストが要求される分野に 全面グレーズタイプ,フルグレーズタイプを推奨いたします。
(保護膜 :KC14 または KC17)

撥水処理技術のイメージ +高耐久保護膜
WR-Coating技術と高耐久保護膜仕様を組み合わせることで、厳しい環境条件中での保存·使用に対してもさらに耐腐食性を向上することが可能です。
→ 計量器·食品ラベル等の分野に推奨

塩水·電解試験結果
NaOH電解破壊加速試験結果(当社調べ)

実際のプリンター使用環境は、本試験の30分〜60分に相当すると推定されます。

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