太陽光発電・蓄電池

産業用太陽光パネル

選ぶなら、長寿命太陽光パネル

なぜ、長寿命太陽光パネルを選ぶべきなのか?


より長い間電気料金を節約できるから

太陽光発電システムの導入理由

太陽光発電システムの導入理由で最も多いのは「電気料金の削減」です。電気代は常に支払うものですので、太陽光パネルの発電能力を長期間にわたって維持し、長期的に電気代を削減できる商品を選ぶことが、お客さまにとって大きなメリットとなります。


劣化が早いと修理・交換が必要になるから

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太陽光パネルは一度設置すると、簡単に取り外すことができません。また、メーカーによっては、交換時の工事費や足場代が保証の対象外となる場合があります。そのため、太陽光パネルの寿命が短い場合、お客さまが高額な「交換」費用を負担する可能性があります。


日本の屋根は過酷な環境だから

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日本は四季による環境変化が激しく、特に夏季には住宅の屋根が熱や湿気をため込みやすく、太陽光パネルにとって過酷な環境となります。そのため、コストだけでなく、耐久性が高く長寿命な商品を選ぶことが重要です。

京セラ独自の「トリプルバランス構造」による長寿命を実現

京セラの長寿命へのこだわり

太陽光パネルの寿命において特に重要なのは、ガラス、封止材、セルの3つの要素です。これらの要素はそれぞれの相性が重要であり、単に高品質であるだけでなく、最適な素材を用いてバランスの取れた構造を実現することが求められます。京セラはこの素材とバランスに徹底的にこだわり、「トリプルバランス構造」を独自に開発しました。この構造は、太陽光発電のパイオニアとして長年にわたり研究開発を続けてきた京セラの技術力の結晶です。

トリプルバランス構造

 

長寿命を支える、京セラクオリティ

一般的な封止材を使用した場合、高温多湿の環境や太陽光等によって太陽光パネル内の封止材が分解されることがあります。この分解により、太陽光パネルの劣化要因となる化学物質が発生し、電極の劣化や出力低下の原因となることがあります。これに対し、京セラ製の太陽光パネルは、独自の封止材と構造設計によって、出力低下を効果的に抑制します。


核となる基本構造
両面ガラス

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高耐久封止材と高信頼性セルを支える両面ガラス設計により、表面・裏面からの湿気の侵入を抑制します。さらに荷重のかかったときに、セルが割れることを低減します。


材料と配合にこだわった
高耐久封止材

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側面からの湿気の侵入や、劣化の原因となる化学物質の発生を抑制します。これにより、長期間にわたる環境負荷にも十分に耐えられる高い耐久性を実現しています。


独自ノウハウの詰まった
高信頼性セル

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長年培った太陽光パネルの半導体技術をもとに、劣化抑制できる高信頼性セルを設計しました。高出力と長期信頼性の両立を実現しています。

 

予測技術 SoReliaで裏付けられた長寿命

京セラ独自の「トリプルバランス構造」の開発に大きく貢献しているのが、寿命予測技術「SoRelia」です。この技術を用いることで、太陽光パネルの構造の違いによって寿命がどのように変わるかを知ることができます。京セラは、材料や設計に関するさまざまな試験を実施し、そのデータをSoReliaに入力して寿命を予測しています。このプロセスを何度も繰り返した結果、たどり着いたのが「トリプルバランス構造」であり、SoReliaがなければ開発できなかった京セラ独自の技術です。

SoRelia®については下記ページをご覧ください。

 

IEC規格※1と比較して圧倒的に厳しい社内試験

京セラの太陽光パネルは、国際基準であるIEC規格よりも10倍以上厳しい条件での社内試験を経て商品化されています。そのため、熱や湿気にさらされ続けた場合でも、他社製品と比較して出力低下が小さいという結果が出ています。

  • ※1電気製品の規格や測定方法を定める国際的な標準化団体の国際電気標準会議(IEC)が定める規格。
  • ※2-40℃から+85℃までのサイクルを200回実施。
  • ※3 他社公表数値。
  • ※4 京セラ試算。
  • ※5温度85℃湿度85%RH環境下で1,000時間実施。
 

京セラ独自の高温高湿試験結果

外観が同じでも、EL検査※6を行うと市場一般品との違いが明らかになります。厳しい試験を経ても、京セラの太陽光パネルは発電可能な領域が多く残り、市場一般品よりも多くの電力を発電できることがわかります。

  • ※6EL(エレクトロルミネセンス)検査は、太陽光パネルに電流を流して発光させ、特定の波長帯の光を撮影することにより、異常部を視覚的に捉える検査手法。
  • EL画像の白色部:正常に発電できる。黒色部:劣化しており正常に発電できない。
  • 高温高湿試験による出力低下率推移およびEL検査比較は京セラ調べ。
 

40年以上経った今も稼働を続ける太陽光パネル※7

京セラは、1984年に「佐倉ソーラーエネルギーセンター」(千葉県・佐倉市)を設立しました。同センターに設置された多結晶シリコン型の太陽光パネルは現在も稼働し続けており、当時からの高い技術と長期信頼性を実証しています。

  • ※72025年2月時点。
  • ※8実績データをベースに、出力特性の平均値より算出した数値。京セラ調べ。
 

住宅での長期使用実績国内No.1!※9

京セラでは1993年に国内初の住宅用太陽光発電システムを販売開始。現在も稼働し続けています。

  • ※9量産品の住宅用太陽電池の最長使用期間。1993年に国内初の住宅用太陽光発電システムを販売開始。現在も稼働中(2024年5月時点)。京セラ調べ。
 

京セラ独自の研究・開発サイクルで、さらなる長寿命・高品質へ

京セラの太陽光パネルは、試験、予測、フィードバックのサイクルを繰り返すことで進化を続けています。長寿命を実現する鍵となる「トリプルバランス構造」も、このサイクルから誕生しました。これからも京セラは、太陽光パネルのさらなる進化を目指し、研究開発に取り組んでいきます。

  • このビジュアルは、太陽光パネルの長寿命を原生林の長寿命に重ね合わせたイメージです。実際の太陽光パネルは、このように反射することはありません。

両面ガラス構造による飛散抑制効果で安心・安全

京セラ製両面ガラス太陽光パネルは飛散抑制構造

特に広い敷地に太陽光パネルを設置した場合、台風などの強風時には飛来物がパネルに衝突する可能性が高まります。京セラでは、万が一飛来物が当たっても破片が飛散しにくい設計の太陽光パネルを開発しています。一般的なパネルの場合、衝撃で大きく壊れ、破片が風で飛散するリスクがありますが、京セラの両面ガラス太陽光パネルは大きく崩壊せず、破片の飛散リスクを大幅に低減しています。

モジュール破壊試験

モジュール破壊試験

一般的な太陽光パネル試験後(大きな崩壊あり)

京セラ製両面ガラス太陽光パネル試験後(大きな崩壊なし)

●試験条件|砂袋+ブロック45kg、落下高さ45cm、繰り返し回数3回
●試験後の画像は、パネルの裏面を撮影したものです。
 

 合わせガラス構造で強風によるパネルの飛散リスクを低減 

車のフロントガラスのような合わせガラス構造とすることでガラスの崩壊を抑制します。

車のフロントガラス

●昭和62年以降より生産された自動車のフロントガラスには飛び石対策として合わせガラスの装着が義務付けられています。
 
京セラ製パネル

防汚切り欠きによるガラス表面の汚れを防ぎ、発電量低下を抑制

防汚切り欠き効果により緩勾配設置可能

京セラ独自の特許取得アルミフレームは、太陽光パネルの長辺部分に切り欠き加工を施しています。この構造により、パネル表面のガラスにたまったホコリを雨水と一緒に効率よく流し出すことができます。高い防汚性能によって、発電量の低下を防ぎ、メンテナンスの手間やパネルの故障リスクも軽減します。

枠に切り欠きがあるので、パネル上の汚れを雨水が流す。
●汚れが全て除去できるわけではございません。

ガラスと枠には段差があるので、パネル上に雨水と汚れが溜まる。

防汚性比較検証試験結果(実環境下での比較)

京セラ 他社 一般仕様
切り欠き有無 切り欠き3か所(左・中央・右) 切り欠き無し
汚れ状態

出力変化率 -1.9%
他社品に対して+3.8%
-5.7%

●試験条件|設置角度:2°/埃:土(関東ローム層)を散布/暴露:屋外自然降雨
●出力低下率低減効果はお客様設置環境で異なります。

実環境下で京セラ製は他社太陽光パネルより汚れによる出力低下が小さいという結果が出ています。

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製品に関するご注意

ご使用の前に(すぐにご使用を始めない場合でも設置工事完了後すみやかに)、取扱説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。

製品一覧

型式
KT415W-108HL4
公称最大出力 415W
型式
KT410W-108HL4
公称最大出力 410W
  • 日本国内仕様のため、日本国外では使用できません。また、無断で海外へ転売・転貸、その他輸出することを禁じます。
  • 「SoRelia」は京セラ株式会社の登録商標です。

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