企画展
2022秋「【特別展】創業者 稲盛和夫の足跡 -ザ・カンパニーを目指して-」

稲盛は90年の生涯を懸けて徒手空拳で立ち上げた京セラを、売上2兆円に迫る企業に導くとともに、第二電電(KDDI)の創業、日本航空の再建を果たしました。また、京都賞の創設や盛和塾活動に心血を注ぎ、世のため人のために尽くすことに自らの人生を捧げました。
そうした歩みは、京セラの経営理念に謳われている「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」そのものであり、理想の企業である「ザ・カンパニー」を目指した絶えざる挑戦でした。本企画展ではその足跡を写真や動画・歴史的背景などから紹介しました。
Ⅰ.京セラ創業と急成長
1.夢を描く(27歳 京セラを創業)
- 関連映像:「世界一を目指す」1998年11月30日 盛和塾関西地区合同塾長例会(4:18)
2.全従業員の物心両面の幸福を追求する(29歳 経営理念を確立)
- 関連映像:「全従業員の物心両面の幸福を追求する」1984年2月2日 ヤシカ事業本部営業マン教育(5:16)
3.世界的視野に立って、世界の京セラへ前進する(30歳 海外市場を開拓)
4.心をベースとして経営する(31歳 滋賀蒲生工場を新設)
Ⅱ.多角化と第二電電への進出
1.「次にやりたいことは、私たちには決してできないと人から言われたものだ」(37歳 半導体パッケージを開発)
2.月商10億円を達成してハワイへ行こう(40歳 全社員で香港旅行)
3.敢えてリスクを取って異分野にチャレンジする(47歳 機器事業に進出)
4.動機善なりや 私心なかりしか(51歳 第二電電創業へ動く)
- 関連映像:「動機善なりや、私心なかりしか」1990年7月3日 第二電電九州支店主催講演会 (4:46)
Ⅲ.盛和塾・稲盛財団の発足と1兆円企業への道
1.心を高める、経営を伸ばす(51歳 盛和塾の始まり)
2.人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為である(52歳 稲盛財団を設立)
3.高い目標を持つ (52歳 売上1兆円を目標に掲げる)
- 関連映像:「1兆円企業を目指して」1984年4月14日 京セラ創立満25周年記念講演(3:09)
4.共に生きる(58歳 米国AVX社を合併)
Ⅳ. JAL再建とザ・カンパニーへの挑戦
1.新しき計画の成就は只不屈不撓の一心にあり さらばひたむきに只想え 気高く強く一筋に(78歳 日本航空の再建)
- 関連映像:「フィロソフィとアメーバ経営の力を信じて」2012年11月13日 京セラグループ国際経営会議スピーチ(2:03)
2.現在は過去の努力の結果、将来は今後の努力で
- 関連映像:「人は何のために生きるのか」2009年4月11日 京セラグループ創立満50周年記念講演(1:45)
3.果てしない挑戦を続ける
- 関連映像:「ザ・カンパニーを目指して」2002年10月8日 国分工場でのフィロソフィ講演後のコンパ(3:03)