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稲盛和夫とラーメンの思い出

寒さ染みる霜月。今日は温かいラーメンにちなんだ稲盛の逸話です。
「鹿児島に来て必ず食べるのはラーメン」という稲盛の逸話は講演でも頻出する有名なエピソードですが、今回は、大好きなラーメンを通じて伝わってくる稲盛家の和気あいあいとした一コマを紹介します。
「若い頃、鹿児島に帰ってくると、うちの父親がまたラーメン好きで、母親と家内はラーメン苦手でね、だから父親と一緒によく『こむらさき』に行ったんですよ。ただね、当時から値段がちょっと高い(笑)。1杯1,000円くらいでしょう。京都でも600円とか700円なのにね。『高いよなぁ』とブツブツ言ってると、弟や妹が『じゃあ兄ちゃん、行かんでもいいじゃない。そんなに言うなら』と。だけど、よく行ってました(笑)。今もね。
(『サンデー毎日 2013年9月15日号』より)
文句を言いつつも美味しさにつられ、父親と連れ立って店を訪れる稲盛の姿から、ほんわかとした人間味が伝わってきませんか?

※写真は、『ラーメン専門こむらさき』提供