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紀要『稲盛和夫研究』第2号の発刊について

230410

「稲盛和夫研究会」の研究成果を収録した紀要『稲盛和夫研究』(The Journal of Inamori Kazuo Studies)第2号が発刊されました。

「稲盛和夫研究会」は、稲盛ライブラリー所蔵資料等を活用して、稲盛和夫研究の深化を図り、企業経営ならびに社会の進歩発展に寄与することを目的として、2020年に発足した学術研究会です。第2号では、2021年10月開催の第5回研究会から2022年10月開催の第8回研究会までの活動成果、また2022年8月開催の第2回シンポジウムでの研究報告ならびにパネルディスカッションの内容を収録しています。さらに、今号からは資料紹介および書評も掲載しています。今後も、毎年1号ずつ継続して発刊する予定です。

編集:稲盛和夫研究会
発行:稲盛ライブラリー(2023年3月25日刊)
発売:京都大学学術出版会(冊子版については、以下のサイトから購入可能です)
https://www.kyoto-up.or.jp/series.php?id=159
ISBN 978-4-8140-0478-2 / PRINT ISSN 2436-827X / ONLINE ISSN 2436-8261

※電子ジャーナル版については、以下のJ-STAGEにて閲覧可能です。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/inamori/list/-char/ja
※稲盛和夫研究会サイトでもPDFをご覧いただけます。
https://www.inamori-sg.org/journal/index.html

【目次】
〔論文〕

  • 創業期京セラと外部人材―杉浦正敏の役割―(沢井実)
  • 京セラの電子部品事業史とその周辺―1980年代までの動向を中心に―(中島裕喜)
  • 「身をもって得る、身体で体得する」稲盛経営哲学―本質直観、フッサール現象学、そして身体論の視座からの学際的考察―(崔裕眞)
  • 企業の成長と人事制度の整備―京セラの60年を事例に―(梅崎修)

〔資料紹介〕

  • 稲盛ライブラリーのオーラルヒストリーについて―保存資料の紹介―(梅崎修・塚田俊彦)

〔書評〕

  • 劉慶紅『利他と責任―稲盛和夫経営倫理思想研究―』(高巖)

〔シンポジウム特集〕

  • 第2回稲盛和夫研究会シンポジウム「企業家活動とオーラルヒストリー」