経営
一対一対応の原則
「一対一対応の原則」とは、品物とお金が動けば、必ず伝票が起票され、それが品物やお金とともに動いていくというものです。
モノの動き、お金の動きがすべて一対一で処理されているということは、非常に単純なように見えますが、それが健全な経営を行うためにどれほど大切なことであるかは、往々にして発生する不正処理、不祥事を思い起こせば容易に理解できるはずです。
トップ以下誰もが一切の例外なく、「一対一対応の原則」を徹底して守ることで、企業内の不正を未然に防ぎ、さらにはモラルを高め、会社に対する社員の信頼感を増すことができます。
「稲盛和夫経営哲学大連報告会(2011年10月23日)」要旨