従業員に心底惚れてもらう
信頼していた従業員が会社を辞めてしまうということがあります。経営者はそのようなみじめな思いをしないよう、心と心で結ばれた人間関係をつくっていくことに、何としても努めていかなければなりません。あなたに惚れ込んで、どこまでもついてきてくれる人たちをつくり、そのようなすばらしい人間関係をベースにして、会社を発展させ、彼らを幸せにしていかなければなりません。
惚れ込んでもらうためには、己を空しくして、従業員のことを最優先に考えることが求められます。言葉を換えれば、聞こえはよくありませんが、従業員をたらし込んで、自分のパートナーに仕上げるのです。そのためには、経営者自身に自己犠牲の姿勢が必要です。
「盛和塾 ロサンゼルス塾長例会(2012年10月1日)」要旨