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「人と企業を成長発展に導くもの ー日本航空再建の真の要因と日本経済の再生について―」 第20回盛和塾世界大会(2012年7月19日) 「人と企業を成長発展に導くもの ー日本航空再建の真の要因と日本経済の再生について―」 第20回盛和塾世界大会(2012年7月19日)

フィロソフィによる意識改革

思い返してみると、まずは「フィロソフィ」がすばらしい力を発揮しました。私は、日本航空のような会社が再建を果たすには、まずは全社員が考え方を変えてもらうしかない、意識を変革してもらわなければならないと考え、「京セラフィロソフィ」という、私が半世紀以上にわたる経営の実践の中で導き出した哲学をもって、日本航空の幹部に熱く語りかけ、あるべき姿を訴えていきました。リーダーは部下から尊敬されるようなすばらしい人間性をもたなければならず、そのためには日々、心を高め続けなければならないことなど、人間としての生き方に至るまで、集中的に学んでもらいました。

さらには、一般社員への教育も行いました。現場の最前線でお客様と接する社員の意識が変わらなければ、航空会社は絶対よくならないと考え、私自身が現場に出かけ、直接社員に語りかけるようにしました。

そのようにして、日本航空会長に就任以来、経営幹部を先駆けとして、全社員の意識改革をはかることで、会社の組織風土の刷新に努めていきました。そして、そのような意識改革に伴って、業績も飛躍的に回復していったのです。

「第20回盛和塾世界大会(2012年7月19日)」要旨

人は何のために生きるのか
なぜ経営に哲学が必要なのか
人と企業を成長発展に導くもの
西郷南洲に学ぶリーダーのあるべき姿
『稲盛和夫の実学』をひもとく
アメーバ経営が持続的な企業成長をもたらす