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「なぜ経営に哲学が必要なのか」盛和塾 ハワイ開塾記念(2010年1月20日) 「なぜ経営に哲学が必要なのか」盛和塾 ハワイ開塾記念(2010年1月20日)

会社の目的、目標を明確に指し示す

二番目に、京セラフィロソフィには会社の目的、会社の目標、つまりこの会社をどういう会社にしていくのかということが明確に示されています。また、目指すべき会社の目標を掲げると同時に、自分たちが望み、目指そうとしている、その企業を目指すためには何が必要なのか、どのような考え方が必要なのかということも含まれています。

京セラは、まだ従業員が100人にも達していない時から、「世界一のセラミックメーカー」を目指しました。当時は吹けば飛ぶような存在でしかなかった京セラが、世界一のセラミックメーカーを目指すなどということは、あまりに荒唐無稽なことでした。それでも私は、「世界一の会社を目指そう」と従業員に説き続けると同時に、「高い目標を持つ」「誰にも負けない努力をする」「自らを追い込む」「ど真剣に生きる」といった、たいへん厳しい生き方、ストイックな考え方をしなければならないと考えました。

峻険な山に登るためには厳しいトレーニングや装備が必要なように、高い目標を実現するには、それに相応しい考え方と方法論が必要となります。ストイックで生真面目な生き方を説く京セラフィロソフィこそが、京セラが目指す高い山に相応しい準備であり、装備だったのです。

「盛和塾ハワイ開塾式(2010年1月20日)」要旨

人は何のために生きるのか
なぜ経営に哲学が必要なのか
人と企業を成長発展に導くもの
西郷南洲に学ぶリーダーのあるべき姿
『稲盛和夫の実学』をひもとく
アメーバ経営が持続的な企業成長をもたらす