ハードウェアリファレンス

はじめに

本書では、KC4-C-100A/KC4-C-101A(以下、「本製品」)の導入に向け、機能説明、ノウハウ共有、課題解決を目的に技術情報の補足をいたします。

仕様

項目 仕様
本体サイズ 91[mm]×68[mm]×24[mm]
重量 約105[g]
OS RTOS
通信方式 LTE Category 4
通信プロトコル TCP/UDP/HTTP(S)/MQTT(S)
対応Band B1,B3,B8,B18,B19,B26
SIM nano SIM
衛星測位システム
(GNSS)
GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSS
Bluetooth® Bluetooth® 5.1 (Long Range対応)
Bluetooth® Low Energy対応 (Bluetooth® Classic非対応)
内蔵アンテナ LTE (Main/Sub)、GNSS、Bluetooth
外部アンテナコネクタ ※1 LTE (Main/Sub)、GNSS
加速度センサ 測定範囲:±16[G]
測定精度:オフセット±20[mG] (Typ)
ジャイロセンサ 測定範囲: ±2000[dps]
測定精度:オフセット±1[dps] (Typ)
表示 LED(緑、赤、橙) / OLED(128x36[dot])
操作 ボタン
電源電圧 DCジャック※2: DC12[V]
16ピンコネクタ※3: DC12[V]~48[V]
防塵 IP4X
動作温度 -20[℃]~60[℃]
KC4-C-100AのUSB Type-A機能のみ0[℃]~60[℃]
動作湿度 10[%]~90[%] @5[℃]~35[℃]
保管温度 -30[℃]~70[℃]
USB Type-Aコネクタ:USB 2.0 Host (対応デバイスクラス:USB Video Class)
Type-Cコネクタ:USB 2.0 Device (キッティング・レシピ書換え用)
シリアルI/O RS-232C/RS-485/CAN/接点入出力 (16ピンコネクタ※3)

※1 外部アンテナコネクタ

※2 DCジャック

※3 16ピンコネクタ

connector

ピン番号 機能 AWG※ 色※ ピン番号 機能 AWG※ 色※
1 VAUX #20 7 RS485RXN #22 白※
2 RS485RXP #22 8 AUXGND※ #20
9 RS485TXP #22
3 RS485TXN #22 白※ 10 GPIO1 #22
11 GPIO2 #22
12 GND※ #22
4 RS232CTS #22 13 GPI #22
14 RS232RTS #22
5 RS232TXD #22 15 RS232RXD #22
6 CANH #22 16 CANL #22 白※

※8ピンと12ピン2つのグランドはそれぞれ以下の用途でご使用ください。
 8ピン:外部電源入力に対するグランド。1ピンとセットで使用する
 12ピン:外部電源以外の各信号線に対するグランド
※AWG(線径の規格)及び色については同梱品の16pinコネクタ付きケーブルの仕様を示します。
※同梱品の16pinコネクタ付きケーブルは下記の組合せでツイストペアになっています。
  2番ケーブルと7番ケーブル、3番ケーブルと9番ケーブル、 6番ケーブルと16番ケーブル

位置情報について

概要

GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSSの衛星を利用した位置情報の取得に対応しています。

位置情報取得機能の概要

お客様任意のタイミングで位置情報を取得する事ができます。
位置情報として得られるデータは「緯度情報」と「経度情報」になります。緯度は±90[°]経度は±180[°]の数値範囲になります。
本製品が衛星捕捉し位置情報を取得できるまでは、測定を開始してから数秒以上の時間を要します。

内蔵センサについて

概要

本製品には内蔵センサとして、加速度センサとジャイロセンサを搭載しております。

加速度センサ

センサのFullScaleは±16[G]まで設定可能なデバイスを搭載していますが、デフォルト設定は±8[G]としております。また、FullScaleを±8[G]に設定した際の分解能は0.244[mG]となります。

※センサのFull Scaleの設定変更機能ブロックは今後提供予定です。

1000[mG] = 9.80665[m/s2]で計算してください。

加速度センサ値はデバイスの特性により±20[mG]程度のオフセット誤差があります。また、温度などの影響によりドリフト誤差が発生します。

振動検知

加速度センサを利用した振動検知が可能です。
10秒以内に「設定回数」以上の振動を検出した場合にイベント処理を行うことができます。
「設定回数」はお客様任意の値を設定できます。

Full Scale設定が±8[G]の時振動検知の閾値は64[mG]となります。

ジャイロセンサ

お客様任意のタイミングでジャイロセンサのデータを取得する事ができます。

センサのFullScale設定は±2000[dps]固定、分解能は0.07[dps]となっております。
取得されるデータの単位は[dps]となっておりますので、必要に応じて変換してご使用ください。(1[dps] ≒ 0.01745[rad/s])

ジャイロセンサ値はデバイスの特性により±1[dps]程度のオフセット誤差があります。また、温度などの影響によりドリフト誤差が発生します。

ビーコンについて

概要

Bluetoothは「Bluetooth Classic」と「Bluetooth Low Energy」に分けられます。Bluetooth Low EnergyはBluetooth Classicと比べて、電力が抑えられるためIoT製品で多く採用されています。

本製品はBluetooth Low EnergyのAdvertising channel PDUを送信するビーコンに対応しています。iBeacon(位置および近接検出技術)のフォーマットに対応したビーコン機器(以下iBeacon)にも対応しております。ただし、パッシブ・スキャンのみに対応しており、スキャン要求は対応しておりません。なお、Bluetooth Classicには対応していません。

センサ機能のあるビーコン機器からビーコンのパケットを受信し、指定したパケット位置から情報を抽出し、クラウドに送信します。

ビーコンを受信するためには、受信するビーコンを特定する設定が必要になります。またクラウドに送信するデータ内容についても設定が必要になります。

設定できるビーコンフィルターの数には50[件]の制限があります。しかし、iBeaconのようにUUID/Major/Minor値をビットマスク設定をすることで、1つのビーコンの設定を利用して複数台のビーコン機器を受信することは可能です。

Bluetooth Low Energyの定義

ビーコンの特定やクラウドに送信したいデータを設定する必要があるため、Bluetooth Low Energyについて説明いたします。

Bluetooth Low Energyのフォーマットの定義は下記を想定しています。
Bluetooth Low Energyを利用したセンサ機器では、センサの値はAD Data内に格納されています。AD DataはAD Typeで特定します。

BLE_1

iBeaconのフォーマット

iBeaconのフォーマットの定義は下記であり、Bluetooth Low Energyの定義を利用しています。製造元で自由に定義できる「AD Type=0xFF」を利用します。Company IDは、Apple Inc.が定義している「0x4C00」を利用します。

BLE_2

ビーコンの特定方法

ビーコンの特定方法について説明します。

その1:「AdvA」を利用する場合

Bluetooth Low Energyで定義されるAdvertiser's Addressフィールド(AdvA)を用いる方法です。AdvAはMACアドレス相当のアドレスであるため、通常、製品で重なることはありません。

iBeacon製品では適用されません。[その2]へお進みください。

AdvAの値の調べ方は、ビーコン機器により様々です。製品にラベリングされている場合もあります。ビーコン機器の取扱説明書を確認するか、各ビーコン機器メーカーにお問い合わせください。

AdvAが分からない場合は、[その2]へお進みください。

また、本製品はランダムAdvAには対応しておりません。

AdvAのランダム値は以下で定義されています。

BLE_ADVA

AdvAの調べ方

スマホのアプリでBluetooth Low Energy通信を調べることができるアプリがあります。そのようなアプリを利用することでAdvAの値が調べられます。別名として、Bluetoothアドレスと表記されることもあります。ランダムな値か否かを調べるには、同機種のAdvAを複数回確認いただくか、各ビーコン機器メーカーにお問い合わせください。

その2:「AdvA」を利用しない場合

3つのケースが存在します。

(1)iBeaconのフォーマットに則ったビーコン

iBeaconのフォーマットのiBeacon Prefixに沿って特定します。

そして、UUID/Major/Minorを活用しひとつの設定で複数のビーコンの特定が可能です。

※ご注意、UUID/Major/Minorが定義されているビーコン機器でもiBeacon Prefixが異なる場合は、iBeaconではありません。(2)、または(3)へお進みください。

(2)iBeaconのフォーマットに則っていないビーコン

ビーコンのパケット情報の中からビーコン機器を特定できる情報を指定する方法です。パケット情報はAdvetiser's Data内のAD Structureを指定します。

AD Structureは、AD Typeで特定します。AD Structureの実際のどの情報を特定要素として用いるかは、AD Dataの値を指定することで可能となります。

(3)iBeaconのフォーマットに則っていないが、UUID/Major/Minorを利用しているビーコン

iBeaconのフォーマットに近いフォーマットを利用しているビーコン機器も多数存在します。(2)のように情報を指定して特定しますが、UUID/Major/Minorを利用することでひとつの設定で複数のビーコンを特定することも可能です。

要素を追加する

その1、その2をの特定方法だけでは、特定することが難しい場合、特定要素をもうひとつ追加することができます。

AdvAはMACアドレス相当ですのでビーコン識別は可能です。第2の特定要素を追加することも可能です。ただし、TxAdd=1 の場合は、ランダム値となるため、AdvAでの特定はできません。

ビーコンから情報を抽出する

受信したビーコンパケットから、必要なデータを抽出する方法について説明します。

AD Structureを指定して、該当データを抽出することになります。

AD TypeでAD Structureを特定し、 AD Dataの範囲を指定することで抽出を行います。

iBeaconのビットマスクの設定

UUID/Major/Minorそれぞれについて、ビットマスク値を利用して、ひとつのビーコン機器設定で複数のビーコンを特定することができます。

IPアドレスとサブネットマスクの関係性と同じです。

UUID/Major/Minorを2進数で考え、ビットマスクする範囲を設定することで、複数のビーコンを特定することができます。

ビーコンの送信について

ビーコンの送信は、Advertising channel PDUの定義を利用しています。
AdvDataの内容を自由に作成ください。
Advertising channel PDUのHeaderとAdvA、Bluetooth Low Energy Packetの構成は本製品が作成します。

Beacon

AdvDataはAD Structureで構成されており、データ長 + AD Type + AD Dataの3要素です。最大31[byte]となります。

また、ビーコンの送信周期は、20〜10000[msec]で設定します。

Long Rangeについて

Bluetooth Low EnergyのLong Rangeに対応しております。受信と送信が可能です。

Long Rangeの受信

Advertising channel PDUのAdvDataをマッチングさせて、該当ビーコンを特定します。
ただし、受信できるAdvDataは最大244[byte]となります。
※245[byte]以上のAdvDataは受信できません。

Long Rangeの送信

Advertising channel PDUのAdvDataを作成して送信します。
送信できるAdvDataは最大244[byte]となります。

ビーコンの送信周期は、20〜10000[msec]で設定します。

ビーコンの注意事項

ビーコンの送信、ビーコンの受信、Long Rangeビーコンの受信、Long Rangeビーコンの送信、これらは同時には利用できません。

動作確認済機器リスト

動作確認済みのビーコン機器は動作確認済みのビーコン機器をご確認ください。

USBカメラについて

概要

本製品のUSB Type-Aコネクタ経由で、USBカメラ機器の画像をクラウドに送信いたします。

本製品から送信するデータはJPEG画像(静止画)となり、連続した動画ライブ配信には制限があります。動画データが必要な場合はJPEG画像をMotion-JPEG(MJPEG)形式に変換して頂く必要があります。

UVC

機能の説明

本製品からはUSBカメラに対して、撮影開始や撮影停止の指示が可能です。

USBカメラの撮影については、解像度とフレームレート及びUSBカメラから受信した画像データを内蔵メモリに一時保存する間隔を指定できます。

また、内蔵メモリに一時保存した画像データについては、指定した枚数をクラウドへ送信致します。

尚、内蔵メモリに一時保存出来る枚数には限りがあり、上限を超えた場合は、古い画像から削除されます。そのため、レシピ作成時は、画像保存可能枚数を考慮してクラウドへ画像を送信する様にご注意ください。

各解像度毎のメモリに保存可能な画像枚数を以下に示します。

解像度 保存可能枚数
QVGA 190枚
VGA 46枚
HD 14枚
FHD 6枚

活用例

USBカメラの活用例について説明致します。サンプルレシピマニュアルに、より具体的な設定方法も記載しているので合わせてご確認ください。

定期的に画像を送信する

数十秒以上の間隔で定期的にUSBカメラの撮影開始と撮影停止を行い、USBカメラから得た画像を定期的にクラウドへ送信する。

※遠隔地の様子を定期監視する。

カメラ撮影を続け内蔵メモリに一時保存した画像を必要なときだけ送信する

カメラで定期的に撮影し本製品に画像データの一時保存をし続ける。何かの条件(指定時間など)のときだけ、一時保存している画像をクラウドに送信する。

※工場でのチョコ停(生産設備トラブル等による一時的な生産停止・空転現象)のときだけ画像を送信する。

尚、必要画像の上書き防止の為、画像の送信が完了するまでUSBカメラは撮影停止にすることをお勧めします。

制限事項

動作確認済機器リスト

動作確認済みのUSBカメラ機器は動作確認済のUSBカメラ一覧をご確認ください。

シリアルI/Oについて

概要

本機のシリアルI/O(16ピンコネクタ)経由で、RS-232C/RS-485/CAN/接点入出力の機器と、データの送受信を行うことができます。また、その結果をクラウドに送信することができます。
ASCII文字列や、バイナリ形式での送受信ができます。(ブロックについては、ASCII文字列のみでの送受信になります。)

また、16ピンコネクタのピン配置については1-1.仕様をご確認ください。

serial

RS-232Cについて

ピン配置

電気仕様

通信設定

RS-485について

通信方式は4線式の全二重方式に加え、2線式の半二重方式への対応も可能です。

ピン配置

電気仕様

内部等価回路

RS485

※ 半二重方式で使用する場合はTXP・RXP pinと、TXN・RXN pin をそれぞれ外部で接続してください。
 その際に内蔵されている終端抵抗(2つ)が並列に接続された状態になるためご注意ください。

通信設定

CANについて

ピン配置

電気仕様

通信設定

接点入出力について

ピン配置

電気仕様

内部等価回路

※ GPIポートの場合は出力回路が接続されていません。

contact1

出力ポート使用上の注意

接続例

contact2
contact3
contact4

※上記電流を超えないようにご注意ください

動作確認済機器リスト

動作確認済みのシリアルIO機器は動作確認済みのシリアルI/O機器一覧をご確認ください。

外部アンテナについて

電波の届かない場所へ設置する場合は、外部アンテナを接続し、外部アンテナを電波の届く場所へ設置して下さい。また、電波状態の悪い場所へ設置する場合も、外部アンテナの使用を推奨します。

当社指定の外部アンテナ及び本製品と外部アンテナを接続するための変換ケーブルについては外部アンテナ一覧を参照ください。

LTE用外部アンテナについて
LTE用外部アンテナは当社指定のアンテナのみ接続可能です。指定以外のアンテナを接続すると電波法違反となりますのでご注意ください。

動作の確認方法

本製品がレシピ通りに正しく動作できているか、クラウドに送信されているはずだがクラウドで受信ができない場合、など運用開始までの設定で困った場合の調査方法について説明します。

クラウドにデータが送信されない場合

SIMに関する確認事項(4Gピクトが点灯しない場合)

・SIMが正しく挿入されていない可能性があります。SIMのトレイに入れる向きや、トレイが奥まで挿入されているかご確認ください。本製品のSIMの設定の仕方は、はじめようマニュアルの「SIMを設定する」を参照ください。

APNに関する確認事項(4Gピクトが点灯している場合)

・使用しているSIMに対応したAPN設定になっていない可能性があります。お使いのSIMのAPNが正しく設定されているかご確認下さい。本製品のAPNの設定の確認は、キッティングツールマニュアルの「設定値を読込み・書込み」を参照ください。

接続先に関する確認事項(4Gピクトが点灯している場合)

・接続先のURLに誤りがある場合があります。URLが正しく設定されてるかご確認ください。

・TLS/SSL通信を行う場合、接続先サーバーへの証明書の設定が必要になります。接続先のサーバに対する証明書が設定されていない、または、誤った証明書が設定されている場合通信ができません。証明書が設定されているか、設定した証明書が正しいかをご確認ください。

異常状態の通知ランプとディスプレイのエラーコードについて

本製品が異常状態を検知すると通知ランプ(赤点滅)で通知します。
異常状態の種別はディスプレイに表示されるエラーコードで判別が可能です。
全ての異常状態が解消された事をデバイスが検知するとディスプレイのエラーコード表示は終了します。

エラーコードは下記の一覧を確認ください。

エラーコードリスト

エラー  
コード
エラー内容 対応について
E00    制限温度を検知 設置場所の温度を確認ください。
カメラをご利用の場合は、クラウドへの送信間隔などカメラの制限事項を確認ください。
E01    FOTA更新用ファームウェア不正(署名確認エラー) FOTAサーバに更新用ファームウェアが正しく登録されている事を確認ください。
E02    FOTA更新用ファームウェア不正(データ復号エラー) FOTAサーバに更新用ファームウェアが正しく登録されている事を確認ください。
E03    FOTA更新用ファームウェア不正(鍵不一致エラー) FOTAサーバに更新用ファームウェアが正しく登録されている事を確認ください。

ログについて

本製品はレシピでログを保存することができます。また、USB出力することも出来ます。

レシピで保存したログは、キッティングツールにて取得することができます。

制限事項と注意事項

FOTA時の制限

本製品はFOTAに対応しております。ただし、FOTAを実施するにはFOTAサーバと本製品への設定が必要です。

更新用ファームウェアの確認や、更新用ファームウェアのダウンロードには通信パケットが発生します。(ご利用中のSIM契約内容に基づきパケット通信料が課金されます。)

ファームウェアの更新中は、本製品の機能をご利用いただくことはできません。

また、SoftBank社のSIMをご利用の場合は、自動でファームウェアの通信機能が更新される場合があります。

その他、FOTAの詳細については、FOTAサーバ管理者(販売店様等)から案内される情報をご確認ください。

高温時の機能制限

周囲の環境温度や動作条件によっては、本製品の内部が高温となり故障を防ぐために一部の機能に制限がかかる場合があります。機能制限発生の可能性を減らす参考情報を記載します。

設置について

ネジを使って壁などに取り付ける

❶ 壁の取り付けたい位置に取付用ホルダーを合わせる
❷ 取付用ホルダーのネジ孔からネジを通して壁に固定する

set1

set2

壁に取り付けたフックネジなどに掛ける

❶ 壁にフックネジなどを取り付ける
❷ 取付用ホルダーの壁掛け用フックネジ孔を、フックネジなどに引っ掛ける

set3

結束バンドで取り付ける

❶ 結束バンドを取付用ホルダーの背面の孔に通す

set4

❷ 結束バンドを取り付けたい位置で固定する

DINレールに取り付ける

本製品をDINレールに設置する場合は、DINレール用アダプタを取付用ホルダーに取り付けてから使用します。
❶ 取付用ホルダーにDINレール用アダプタを取り付ける

set5

取付用ホルダーに取り付ける

❶ 本体を取付用ホルダーに矢印の方向に差し込む
❷ 本体左右のくぼみを取付用ホルダーの凸部にスライドさせるように差し込む

❸ ホルダーストッパーを取付用ホルダーの穴に取り付ける
❹ ホルダーストッパー用のネジを取り付ける

ケーブルの取り付け例

ケーブルの引き回し

ケーブルを取り付けるときは、次の例のように取り付けたケーブルを引きまわしてください。

set6

ケーブル抜け防止

取付用ホルダーにACアダプタ及びUSBケーブルを結束することで、本体からケーブルが抜けるのを防止することが出来ます。

set7

接続確認済みの製品

動作確認済みのビーコン機器

製品 備考 センサ情報
TR41(T&D Corporation)
※生産終了
温度データロガー(内蔵) 温度
TR41A(T&D Corporation) 温度データロガー(内蔵) 温度
TR42(T&D Corporation)
※生産終了
温度データロガー(外付け) 温度
TR42A(T&D Corporation) 温度データロガー(外付け) 温度
TR43A(T&D Corporation) 温度湿度データロガー(外付け) 温度、湿度
TR45(T&D Corporation) 温度データロガー(熱電対・Pt100/1000) 温度
TR-71wb(T&D Corporation)
※生産終了
温度データロガー(外付け×2) 温度
TR71A(T&D Corporation) 温度データロガー(外付け×2) 温度
TR-72wb(T&D Corporation)
※生産終了
温度湿度データロガー(外付け) 温度、湿度
TR72A(T&D Corporation) 温度湿度データロガー(外付け) 温度、湿度
TR-72wb-S(T&D Corporation)
※生産終了
温度湿度データロガー(高精度) 温度、湿度
TR72A-S(T&D Corporation) 温度湿度データロガー(高精度) 温度、湿度
TR-75wb(T&D Corporation)
※生産終了
温度データロガー(熱電対×2) 温度
TR75A(T&D Corporation) 温度データロガー(熱電対×2) 温度
2JCIE-BL01(オムロン) 環境センサ BAG型 温度、湿度、照度、UV、気圧、騒音、不快指数、熱中症危険度
2JCIE-BU01(オムロン) 環境センサ USB型 温度、湿度、照度、気圧、騒音、eTVOC、eCO2
MM-BLEBC5(サンワサプライ) 加速度トリガー搭載ビーコン 加速度
MM-BLEBC7(サンワサプライ) 温度・湿度センサ搭載ビーコン 温度、湿度
UNI-01-B002(ユニ電子) Logtta 温度、湿度
UNI-01-C003(ユニ電子) Logtta Cable 温度、湿度
UNI-01-D004(ユニ電子) Logtta Water 水温
UNI-01-X002(ユニ電子) Logtta WR 温度、湿度
UNI-02-A001(ユニ電子) Logtta CO2 CO2
UNI-06-A001(ユニ電子) Logtta AD アナログセンサ(電圧1-5V/電流4-20mA/接点)
EDAMP-2BA101(エレックス工業) μPRISM 電池内蔵タイプ 加速度、地磁気、温度、湿度、気圧、照度、UV
EDAMP-4NA101(エレックス工業) μPRISM 外部給電タイプ 加速度、地磁気、温度、湿度、気圧、照度、UV
JAP0022 MEDiTAG バイタル情報
RICOH EH 環境センサ―D201/D202(リコー) 環境センサー 温度、湿度、照度、気圧
RICOH EH CO2センサ―D101(リコー) 環境センサー CO2、温度、湿度、照度、気圧
RS-BTEVS1(ラトックシステム) 環境センサー CO2、PM2.5、温度、湿度
RS-BTTHM1(ラトックシステム) デジタル時計搭載 スマート温湿度計 温度、湿度

動作確認済のUSBカメラ一覧

製品 備考 最大対応設定※
C270N HD WEBCAM HDカメラ HD, 30fps
C922N PRO STREAM WEBCAM FHDカメラ FHD, 10fps
CMS-V43BK 広角 HDカメラ HD, 15fps
CMS-V53BK 広角 FHDカメラ HD, 30fps
ELP-USB100W05MT-DL36 赤外線 HDカメラ HD, 30fps
ELP-USBFHD05MT-DL36 赤外線 FHDカメラ XGA, 30fps
ELP-USBFHD06H-MFV(5-50) 望遠カメラ HD, 15fps
ELP-USB8MP02G-L180 半球カメラ XGA, 30fps
UK-06 顕微鏡 HD, 10fps
CX-WE100(ザクティ) 業務用ウェアラブルカメラ(強力揺れ補正機能付き) FHD, 5fps
CX-MT100(ザクティ) 360°Webカメラ FHD, 5fps

※ 本製品の設定によるもので、カメラデバイス自体の性能を記載しているものではありません

動作確認済みのシリアルI/O機器

製品 備考
SD380 1次元バーコードリーダー
L-46X 1,2次元バーコードリーダー
KV-3000(KEYENCE) プログラマブル コントローラ

外部アンテナ

LTE用指定アンテナ

製品 MIMO対応
DP-BRO-MI2(日本アンテナ) MIMOアンテナ
WH-MI2-S(日本アンテナ) MIMOアンテナ
1018-458A(スタッフ) MIMOアンテナ
FMSP800W-H2.5M-WPMIMO MIMOアンテナ
DP-BRO-RE-2M(日本アンテナ) Singleアンテナ
DP-BRO-RE(日本アンテナ) Singleアンテナ
DP-BRO-AD(日本アンテナ) Singleアンテナ
DP-BRO(日本アンテナ) Singleアンテナ
WH-08/2G-L(日本アンテナ) Singleアンテナ
TG.30.8113 Singleアンテナ
GA.130.201111 Singleアンテナ

GPS用推奨アンテナ

製品
GPSGLONASS08H-S0-0010

※外部アンテナ接続用変換ケーブルにつきましては弊社お問合せページより、本製品をお選びの上、お問合せ下さい