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京セラ分析センター 京セラ分析センター

分析センターについて

分析センターとは

それは、ものづくりの羅針盤

我々の役目は、分析技術を用いて事業部、研究開発部門のものづくりを支えることです。革新的な材料・デバイスを創るため、高品質な製品を持続的に供給するため、我々は羅針盤となり物差しとなります。確かな分析技術は京セラ製品の隠れた価値となり、お客様のもとに届けられるのです。

社内分析機関があるメリット

  • スピーディーに課題解決

    社内依頼専門の分析機関であるため、社外機関への依頼に比べて短納期が実現できています。ISO9001に準拠した品質管理体制で、客観性・再現性あるデータを迅速に納品し、迅速な課題解決に貢献しています。

  • 製品を良く知る分析技術者

    京セラ製品に対する分析経験、分析データを長年蓄積しています。そのため僅かな差異や違和感を捉えることができます。また開発者や品質保証部門と製品ベースでの議論ができるため、最適なプロセスで課題解決に取り組めます。

  • 長期的な課題に取り組める

    課題の中には、難問もあります。我々は社内機関のメリットを活かし、長期的な課題解決にも臆することなく積極的に取り組みます。課題を解決するため、新しい評価技術の開発や社外研究機関との提携に力を注いでいます。

分析センターの特徴

高度な評価技術で製品開発に貢献

新しい材料・デバイスを創るためには、より高度な評価技術が求められます。新しい材料が素晴らしい特性や機能を持っていることを、我々は公明正大に証明しなければなりません。分析センターは評価技術の開発・改善に日々挑戦します。それはより良い未来への第一歩なのです。

  • 電気特性評価

    材料の電気的特性(誘電率・導電率・誘電正接)を評価するため、研究機関と連携して新規測定技術の開発に力を入れています。開発された評価技術は学会発表、論文、JIS化を通して、業界への貢献も積極的に進めています。

  • 超低熱膨張材料計測

    ほとんど熱膨張しない材料を評価するため、国内研究機関から技術指導を受け、オリジナルの装置開発を行いました。高度な検出感度と精度を誇り、ファインセラミック材料開発の重要な評価技術となりました。

設備投資分析センターでは社内の解析ニーズに合わせて、必要な装置の導入を積極的に進めています。

  • TOF-SIMS /
    nano TOF Ⅱ /
    ULVAC-PHI

  • X-ray CT /
    Xradia 510 Versa /
    Zeiss

  • TEM /
    NEOARM /
    JEOL

  • NMR /
    AVANCE Ⅲ 400 /
    Bruker

  • LC-MS /
    Compact /
    Bruker

  • MALDI-TOF-MS /
    autoflex speed /
    Bruker

分析コンサルタントがしっかりサポート

「どんな分析をしたらいいのか分からない」「分析データの解釈が分からない」そんな不安に寄り添います。分析コンサルタントは物理現象から分析項目へ、分析データから物理現象へ、ものづくりと分析を繋ぐ翻訳者です。コンサルタントと技術者が協力し、分析センター全体で京セラ製品の品質を支えます。

分析コンサルタントによるサポート体制

「このメカニズムってどうなっているの?」お客様のご要望に迅速にお応えします。

製品情報を基に、分析項目の提案や分析データの想定メカニズムを議論します。

各分析装置の分析技術者と共に確かな分析データを収集します。