稲盛は著書『稲盛和夫の実践アメーバ経営』の中で、制度や仕組みをつくる以前にアメーバ経営にとって大切なものについて、次のように述べています。
「アメーバリーダーが経営者の分身として育つかどうか、現場の社員がやる気になって組織が燃える集団として育つかどうかは経営者にかかっている。アメーバ経営の起点となるのは、経営者自身の不断の努力と哲学である。これが、アメーバ経営を正常に機能させ、ひいては企業を永続的に発展させていくのである」