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稲盛和夫 魂の言葉108

190425

『稲盛和夫 魂の言葉108』(宝島社/稲盛和夫=述、稲盛ライブラリー=構成)から、稲盛の言葉とその言葉に関連するエピソード・情報をご紹介いたします。

<稲盛の言葉>
「一人になったときに、思わず口をついて出てくるこの言葉が、私を戒めてくれているのではないかと思うのです。」(P148に掲載)

<宝島社の解説文>
「けしからん!」と「バカモンが!」
稲盛氏は朝の洗面のときに、前日の自分の言動が自分勝手で納得できなかったなら、鏡に映る自分に対して、「けしからん!」「バカモンが!」と、責めたてるそうです。また、自宅やホテルの部屋に戻って、1人眠りにつこうとするときには、思わず「神様、ごめん」という反省の言葉をつい口にしてしまうと言います。

人間は誰しも完璧ではありえません。どんな人間であっても、過ちや間違いを引き起こしてしまうことはあるでしょう。
しかし、そのつど、素直に反省し、同じ誤りを繰り返さないよう懸命に努力することによって、人間性を磨いていくことができるのではないでしょうか。
自分自身の言動を振り返り反省することは、自分の「考え方」そのものを改め、考え直すことです。日々、このような反省を行うことによって、利己的な自分を戒め、人格を高めることができます。
(『稲盛和夫 魂の言葉108』より)