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『The Wise Company』(野中郁次郎・竹内弘高著)が発刊 稲盛によるJAL再生を事例として取り上げる

「知識経営」の提唱者として世界的に著名な野中郁次郎・一橋大学名誉教授と竹内弘高・ハーバード大学経営大学院(ハーバード・ビジネス・スクール)教授による『知識創造企業』(東洋経済新報社)の続編とも言うべき『The Wise Company』(Oxford University Press)が発刊されました。
本書の中で著者は稲盛によるJAL再生を「賢慮のリーダーシップ」の代表例として紹介しています。現在は英語版のみの発刊であり、後日、邦訳が刊行される予定です。
(目次)
第一部 新しい理論的基礎
1.知識から賢慮へ / 2.知識実践の基盤 / 3.知識創造・実践モデルに向かって
第二部 賢慮の企業(The Wise Company)の6つのリーダーシップの実践
4.善の判断:賢慮のリーダーは、株主だけでなく、会社と社会のためになることを追求する / 5.本質の把握:賢慮のリーダーは、物事の本質を素早く把握し、出来事や人々の本質を理解する / 6.「場」の創造:賢慮のリーダーは、人間の相互作用によって新しい意味を構築する / 7.本質の伝達:賢慮のリーダーは比喩、物語、歴史的な想像力を活用する / 8.「政治的」力の行使:賢慮のリーダーは、「政治的」力を行使して、人々を団結させ、行動を促す / 9.実践的賢慮の育成:賢慮のリーダーは見習いとメンター制度を通して人々の実践的賢慮を育む / 10.エピローグ:結語
※ 目次の邦訳は稲盛ライブラリーによるもの

写真:書籍『The Wise Company』 / 表紙野中氏が京セラを訪問された際の写真