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感動と勇気を贈る -少年院・少女院の子どもたちに著書を贈呈-

昨日、5月5日「子どもの日」は、「子どもへ本を贈る日」という記念日でもありました。
稲盛も2004年に、著書『君の思いは必ず実現する』を、全国105カ所の少年院・少女院の子どもたちに贈ったことがあります。それは、「希望を抱き、努力を続けることで、必ず道は開けることを、更生を目指す子どもたちにぜひ理解してほしい」という強い思いからでした。
「若い人たちに、わたしからぜひ伝えたいことがあります」と冒頭に記されたこの書籍には、子どもたちへのメッセージとして、稲盛自身の人生体験とともに、人間には無限の可能性があり、思いは必ず実現すること、そのために感謝を忘れず、不運にへこたれず、心をつくっていくことが大切だという自身の考え方がやさしく説かれています。
子どもたちからは、「自分を信じ、未来を信じ、一生懸命に生きていくことを決意することができました」「逆境に負けず、前向きにひたむきに努力し、継続させれば、価値のある人間になれることを知りました」「本を読むことで、今ひとつしっかりしてなかった考え方がちゃんとした僕の意志となりました」「一度きりの人生、一生懸命生きていきたいって、心からそう思えるようになりました」など、読後感を綴った多くの手紙が寄せられ、稲盛はその一つひとつ、一文字一文字に丹念に目を通していきました。