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2023年も残すところわずかとなりました。

本年は、新型コロナウイルスが５類感染症へ移行となり、8月24日には稲盛の一周忌を迎え、同日より稲盛の執務室再現展示も始まり、国内外から多くの方にご見学いただきました。お運びいただきました皆さま、ご支援くださいました皆さまに、心より御礼申し上げます。

来年も、稲盛が生涯を通じて語り続けた思想を、書籍、web、facebookなどを通じて広くお届けしてまいります。

当館は、12月29日（金）から2024年1月8日（月）まで休館し、1月9日（火）より開館いたします。ご来館をライブラリー一同、お待ち申し上げております。

皆さまにとって、来年がさらに実り多き一年になりますことを祈念しまして、稲盛和夫箴言集１の最後にあります言葉をお贈りします。

「夢を描く」

私たちはいくつになっても夢を語り、明るい未来の姿を描ける人間でありたい。夢を抱けない人に創造や成功がもたらされることはないし、人間的な成長もない。なぜなら、夢を描き、創意工夫を重ね、ひたむきに努力を重ねていくことを通じて、人格が磨かれていくからだ。その意味で、夢や思いというのは人生のジャンプ台といえよう。