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稲盛の好きだったお店「老香港酒家京都」(レストラン)

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稲盛のラーメン好きは昔からで、京セラの本社が京都市山科区にあった頃も、お昼には近くにあったラーメン屋に部下や秘書と連れ立って出かけたり、出張先で「おいしいラーメン屋がある」と勧められると、訪れたりしていました。

そんなラーメン好きの稲盛が晩年によく食したのが、京都市四条烏丸 COCON KARASUMAの地下1階にある老香港酒家京都の「四川風担々麺」でした。COCON KARASUMAには稲盛財団や盛和塾の事務局が入っていたこともあって、会議等で訪れた折にたびたび利用していました。

稲盛には、一度気に入ると続けて食べる傾向があり、この担々麺もそうしたお気に入りの一つでした。

何度も同じ物を注文するのが多少気恥ずかしかったのか、周囲には素直に「老香港の担々麺が食べたい」とは言わず、何やかや理由を付けながら行っていたとか。量もそれなりに多いため、稲盛もいくら好きでも全部は食べきれず、初めに秘書に「あんたは大食らいだからわしの分も食べてくれ」と自身で取り分けたうえで好きな量だけ食べていたそうです。

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写真
1枚目:四川風担々麺
2枚目:老香港酒家京都外観