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稲盛と万博

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4月13日から大阪・関西万博が始まりました。新しい技術に常に関心を持ち、それを追求し続けた稲盛だけに、その魂はもう万博会場に見に行っているのかもしれません。

今回の万博では、京セラグループも、大阪大学石黒浩教授がテーマ事業プロデューサーを務められるシグネチャーパビリオン「いのちの未来」に協力し、ローカル5Gによる高速通信技術、屋内測位技術、ウェアラブルデバイスによる人間の機能拡張などの最先端の通信関連技術を提供しています。

稲盛と万博といえば、稲盛は1970年の大阪万博に、当時稼働開始して間もなかった鹿児島川内工場の社員546名を招待しています。一行は川内駅から専用列車を仕立てて上洛し、滋賀工場の社員との交歓会や工場見学を行ったのち、万博を楽しみました。

また、1985年の国際科学技術博覧会(通称:つくば万博)には京セラ自身も関西企業5社とともに、「超と極」をテーマにした「テクノコスモス館」を出展してファインセラミック技術を国内外にアピールしました。この時には稲盛が開発した金色のセラミックスでつくったメダルが大会公式記念メダルとして採用されています。

写真
1:1970年大阪万博に向かう川内工場社員を乗せた「京セラ号」
2:1985年つくば万博テクノコスモス館のオープニングテープカットに臨む稲盛:左から3人目
3:ゴールド・セラミック製つくば万博公式メダル
4:テクノコスモス館のシンボルとなった大観覧車

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