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連載「稲盛和夫の口ぐせ」-第2回「ありがとね」

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「ありがとね」。

稲盛との打ち合わせは、必ずこの言葉で終わります。
言葉だけではありません。いつも手まで合わせてくれるのです。
このもったいないくらいの労いで、緊張感が達成感に一変します。

相手が部下であれ、若手社員であれ、稲盛はそうやって感謝の意を示してくれるのですが、そこにはレベルがあります。打ち合わせのできがよければ、深く頭を下げてくれます。さらにできが良ければ、書類に了解のサインとともに、「ありがとう」とわざわざ記してくれるのです。

京セラの社員・幹部は、この稲盛からのハナマル、否、勲章もらうため、懸命に努力を続けてきました。

写真:感謝の思いが込み上げると、手を合わせていた稲盛