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紀要『稲盛和夫研究』創刊第1号の発刊について

「稲盛和夫研究会」の研究成果を収録した紀要『稲盛和夫研究』(The Journal of Inamori Kazuo Studies)創刊第1号が発刊されました。

「稲盛和夫研究会」は、稲盛ライブラリー所蔵資料等を活用して、稲盛和夫研究の深化を図り、企業経営ならびに社会の進歩発展に寄与することを目的とする学術研究会であり、経営史や経営学をはじめとする各専門分野の研究者によって構成されています。
https://www.kyocera.co.jp/inamori/news/2020/08/news158.html


創刊第1号では、2020年8月開催の第1回研究会から2021年6月開催の第4回研究会までの活動成果、また2021年8月開催の第1回稲盛和夫研究会シンポジウムでの研究報告およびパネルディスカッションの内容を収録しています。今後、毎年1号ずつ継続して発刊される予定です。

宮本又郎・稲盛和夫研究会会長(大阪大学名誉教授)は、「創刊にあたって」において、本誌について次のように述べています。

「本誌は『稲盛和夫ならびに稲盛和夫に関係する人物・組織・事象をテーマとする未発表の研究成果』であれば、研究会の会員・非会員を問わず投稿できることになっていますので、どしどしと研究成果をお寄せ頂き、本誌を稲盛和夫研究の権威ジャーナルに育てて頂きたいと願っております」


編 集:稲盛和夫研究会
発 行:稲盛ライブラリー(2022年3月25日刊)
発 売:京都大学学術出版会(冊子版については、以下のサイトから購入可能です)
https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814004171.html
ISBN 978-4-8140-0417-1 / PRINT ISSN 2436-827X / ONLINE ISSN 2436-8261

※電子ジャーナル版については、J-STAGEにて閲覧可能です


【目次】
創刊にあたって(宮本又郎)/第1 回「稲盛和夫研究会」の開催にあたって(稲盛和夫)/戦前・戦中・戦後における内野正夫の歩み(沢井実)/稲盛哲学と〈誠実さ〉―「正直」の観点から―(田中一弘)/稲盛和夫研究に資するアーカイブのためのRDFグラフ構築の可能性に関するアクターネットワーク理論的視座からの考察(辻村優英)/アーカイバル研究から見た稲盛ライブラリーの魅力と将来の可能性―渋沢栄一記念財団での体験を通じて―(木村昌人)/日本経営史からみた稲盛和夫・京セラ研究の意義と課題(金容度)/社内報に見る稲盛経営哲学―「敬天愛人」の内容分析を通じて―(北居明)/第1回稲盛和夫研究会シンポジウム「稲盛和夫研究にいかに取り組むか」/稲盛和夫研究会活動記録(2020年~2021年)/投稿規程/稲盛和夫研究会会則



 

  

<関連リンク>

・京都大学学術出版会
 https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814004171.html