京セラが推進する標準規格特許(SEP)
京セラは、1979年の通信機器事業への参入以来、CDMA携帯通信端末・PHSシステム・iBurstシステム・WiMAX機器・LTE携帯通信端末を開発し、市場に投入してきました。加えて、アダプティブアレーアンテナ(AAA)・通信プロトコル等の要素技術に関する研究開発を推進。2000年代後半からは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)の国際標準化活動に力を入れてきました。

成長分野での標準規格特許を推進。
国際標準化により、標準に準拠した製品や技術が普及促進され市場が拡大。新製品の開発が促され、さらなる技術革新へとつながるでしょう。
京セラは、3GPPへの国際標準化活動を通じて、全世界を対象にこれまで数多く出願。主にリリース10以降を対象にした技術について、標準規格特許(SEP)を獲得しています。このSEPの中には、Public Safety分野に貢献するDirect Communication技術、Connected Car社会を下支えするV2X(Vehicle to Everything)やIoT(Internet of Things)向け技術等、今後市場拡大が予想されている成長分野のサービス・アプリケーションに貢献する特許が含まれています。当社は、これらのSEPをETSIに登録しており、権利化活動については現在も継続しています。
京セラはこれらの標準規格特許を、FRAND条件でライセンスします。
