針不要で手軽な血糖値推定に向けた京セラの独自技術!
脈波による手軽な血糖値推定に向けた技術
京セラは本技術に関する特許ライセンスを提供します。
血糖値とは?
「血糖値」は、血液の中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度を指します。一般に、血糖値は食事により上昇し、運動や時間の経過により低下します。健康な人の場合、血糖値は「インスリン」というホルモンによって、一定の範囲内にコントロールされています。インスリンは血糖値が上昇するとすい臓から分泌され、血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませる働きがあります。また、インスリンは余ったブドウ糖を脂肪として体に蓄えさせる働きもあります。つまり、肥満リスクを下げるには、血糖値を急激に上げないような生活習慣が必要です。
また、①すい臓がインスリンをほとんど作れなくなる、②インスリンは分泌されているものの量が足りない、③インスリンがうまく働かない、場合には、血液中にブドウ糖が溜まり、血糖値が高い状態が続いてしまいます。これがいわゆる「糖尿病」です。糖尿病により血糖値が高い状態が続いてしまうと、血管や神経が傷つき、失明、腎臓病、足の壊疽など、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。そのため、糖尿病患者にとって、血糖値の管理は重要です。

京セラの血糖値推定技術
一般に、血糖値測定は指先に針を刺し血液を採取する方法が主流ですが、「痛み」や「煩雑な衛生管理」が負担となり、測定継続を断念するケースも少なくありません。京セラの血糖値推定技術は、これらの課題を解決し、ユーザーにとってより手軽で継続しやすい血糖値推定の実現に向けた技術です。
この技術は、身体に針を刺すことなく、脈波を用いて血糖値を推定するものです。脈波計測が可能なデバイスに組み込むことにより、血糖値の推定が可能となります。
更に、近年は脈波測定機能を搭載したスマートウォッチも販売されており、本技術を用いることで、日常的に身に着けることができる血糖値推定機能を搭載した小型デバイスの実現が期待できます。これにより、1日の血糖値の推移をリアルタイムに把握でき、生活習慣の改善に役立つ可能性があります。

血糖値推定のメカニズム
脈波は、心臓が血管に血液を送り出す際に血管壁を伝わる波で、心臓から押し出された血液により生成される駆出波と、駆出波が血管の分岐等で反射して戻ることにより生成される波である反射波が重なった形状をしています。
京セラは、脈波の形状が食事の影響を受けることに着目しました。食後、血糖値が上昇すると血液の粘度や血管の弾性が変化し、脈波の伝搬速度や反射しやすさに影響を与えます。その結果、例えば駆出波と反射波のピーク間隔など、脈波の形状に特徴的な変化が現れます。京セラの血糖値推定技術は、脈波の形状の変化に基づくアルゴリズムにより、非侵襲で手軽な血糖値推定の実現が期待されます。

京セラは下記の特許を含む血糖値推定技術の特許群を保有しており、
お申し出に応じてライセンスを提供させていただきます。
またご要望頂いた条件によって、技術指導することも可能です。
特許の一例
※本ページは、掲載時点の情報に基づいて作成しており、特許の権利状況等は最新の状況とは異なる場合があります。
※本技術は健康管理や生活習慣の見直しに役立つ参考情報を提供するものであり、診断・治療を目的とする医療機器に使用できるものではありません。

