導入事例:市役所B×DURA FORCE® PRO

災害時の連絡手段に「トランシーバーアプリ+堅牢な端末」。
無線より労力や費用をかけずに導入できる。

導入事例:災害時の連絡手段に「トランシーバーアプリ+堅牢な端末」。無線より労力や費用をかけずに導入できる。
【背景・課題・ニーズ】
●災害発生時の、職員の連絡手段を整備するため、広域の業務用無線の導入を検討。
●しかし、免許や申請、基地局の設置費用、端末購入コストなど、クリアできない課題が。
【施策・成果】
●スマートフォンをトランシーバーのように使えるアプリの導入を決定。
●利用する端末には、高い耐久性や堅牢性が必要なため「DURA FORCE® PRO」を採用。
●求めていたクオリティやコスト、規模感で、緊急連絡手段を導入することができた。
導入事例:ハードルが高い緊急無線の導入

ハードルが高い緊急無線の導入

年々、数も、規模も、大きくなっている自然災害。命や財産を守るために、国・地方自治体・法人・個人などに、それぞれの役割を踏まえた準備が求められます。そして災害発生時には、迅速な救援・救助や救急医療活動などのために、正確な情報をすみやかに把握・共有することが重要です。

市役所Bでは、災害発生時に防災担当職員だけでなく、広く職員間の連絡・情報共有が必要と考え、広域で使用できる業務用無線システムの導入と、職員への端末の配付を検討。しかし、広域の無線は免許や申請が必要で、基地局の設置には大きな費用がかかります。個別の専用無線機も高額なため導入台数が限られ、希望する数百台単位での導入は困難でした。

専用無線機はその形状やサイズから常時持ち歩くことが負担なことや、操作に通じた職員が限定的であったことなど、導入だけでなく運用面でも懸念があったそうです。そして、そもそも災害発生時にしか使えないのよりも、平時から職員間のコミュニケーション手段として活用できるものを希望していました。

導入事例:スマートフォンがトランシーバーになる

スマートフォンがトランシーバーになる

災害時の通信手段として無線は多くの懸念点があったことから、それに代わるシステム探しにプロジェクトチームを組んで取り組みます。さまざまな手段を模索する中、携帯電話網を利用して全国で使えるトランシーバーシステムの存在を知ります。簡単にいえば、携帯電話、IP無線、従来のトランシーバーの機能をスマートフォン1台で利用できるものです。

最大の利点は、携帯電話の通信事業者網を経由して通信するため、免許や申請、基地局の設置などが不要なこと。そして、エリア内なら全国で通話が可能(特定小電力無線機や業務用無線機はエリア限定)で、無線のように利用周波数帯が被って通話が混信するようなこともありません。

スマートフォンなら形状やサイズが手ごろで、専用無線機との2台持ちをしなくてもよく、携帯する負担を軽減。端末の価格も専用無線機より抑えられます。くわえて、スマートフォンのアプリであれば、職員にも操作を理解してもらいやすいと考えました。ほかにも、チャットや録音・再生、位置情報などの機能が利用できるアプリであるため、専用無線機にはない連絡・情報共有の形が期待できます。

何より、トランシーバーの利便性を象徴する機能の一つであるPTT(Push To Talk、プッシュトゥトーク)が利用できることを重視。災害時の厳しい環境や混乱した状況の中では、電話番号を入力せずにボタンを押すだけで、登録した複数の相手と同時通話ができることが大変な利点になるからです。

導入事例:端末に、通話に、厳しい災害の環境

端末に、通話に、厳しい災害の環境

通信手段が決まれば、あとは端末の選定です。それには、やはり何よりも「防災時の緊急連絡用途」である点が重視され、厳しい環境の屋外でも問題なく使える耐久性や堅牢性、通話性を強く求めました。

例えば、台風が来れば暴風雨や洪水、高波などにさらされます。内陸や山間部では土砂にまみれたり、極端な高温・低温にさらされたり、落下や衝撃に耐えなければならない場面も多いはずです。さらには、そのような環境の中では、細かな操作がしにくく、周囲がうるさいことも想定されます。

導入事例:堅牢、そして通話がしやすい DURA FORCE® PRO に

堅牢、そして通話がしやすい DURA FORCE® PRO に

まずは防水IPX5/8と防塵IP6Xを取得し、落下や衝撃については米国国防総省が定める耐久試験をクリアしていることを大きく評価。そして、端末側面にある「ダイレクトボタン」にPTT機能を割り当てることで、簡単・スピーディーに通話できる点が大きな決め手となったようです。

騒音環境下でもしっかり通話できる「大音量106db全面デュアルスピーカー」や「ノイズ低減機能」を搭載していること。また、濡れた手やグローブをしたままでも操作できる「グローブタッチ®/ウェットタッチ®」機能を搭載していることも評価し、DURA FORCE® PROを採用されました。

導入事例:災害現場での活躍に自信

災害現場での活躍に自信

当初、検討していた専用無線機にくらべてコストを抑えられたため、希望していた数百台単位での端末導入・配付を実現されました。これまでに災害が発生していないため現場での実践はまだ先になりそうですが、防災訓練では複数の職員間で離れた場所からスムーズに通話することができたのとのこと。できれば、災害で使われるような機会が無いことを願いながらも、実際に災害が発生した際には、しっかり役立てていきたいという強い思いが、ご担当者から伝わってきました。

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