か行の用語
開口
光がレンズを通過できる幅、広がり。
開口数
レンズの明るさを示す指標。対物レンズなどの有限遠を観察するレンズに使用される。単位はN.A.。
回折
波が障害物等の裏に回り込む現象。
回折限界
顕微鏡や望遠鏡などの光学系における、光の回折に起因する分解能の理論的な限界。
解像力
レンズ性能の一種。対象物をどれだけ詳細に観察できるかの指標。
画角
撮影範囲を角度で表したもの。一般的に焦点距離が短いと広角、長いと狭角となる。
可視光
人の目で見える光。一般的に380nm~780nm波長の光。
干渉計
波面を干渉させることで発生する干渉縞を観測する。光学系評価用機器の一種。
球面収差
球面を含む光学系において、点光源からの光線が焦点に収束せずばらつくことで生じる収差のこと。
屈折
界面を通過するときに波が進行方向を変えること。界面とは、均一な液体や固体の相が他の相と接している境界のこと。(例)太陽光が窓ガラスを通って部屋の中に入るとき、外の空気と窓ガラスの接した面および窓ガラスと部屋の中の空気が接した面において、太陽光の進行方向が変わる。
屈折率
光の進みやすさ。ある物質の屈折率nは、真空中の光の速度cとその物質中の光の速度vの比で表示。
真空中の屈折率は「1」。屈折率の高い物質中では光の速さは遅くなり、低い屈折率の物質中では速くなる。
真空中の屈折率は「1」。屈折率の高い物質中では光の速さは遅くなり、低い屈折率の物質中では速くなる。
蛍光
レーザー等、特定の光を照射された物質が発光する現象。
蛍光顕微鏡
蛍光を観測するための顕微鏡。
研磨
レンズを磨くこと。
ゴースト
カメラやレンズ内で反射した光がセンサーに取り込まれることで、主に円形の像が撮像に映り込んでしまう現象。
口径
レンズの直径。
光軸
光学系(レンズ)の中心を連ねる直線の事。
コマ収差
収差の一種。光軸外の光が一点に結像しない現象。