世界初、京セラの太陽電池が世界有数の第三者認証機関の「長期連続試験」に合格

京セラ製の量産型太陽電池モジュールは、製品の安全·品質について認証を行う第三者機関であるテュフ·ラインランドが新たに定めた信頼性に関する「長期連続試験」において、世界で初めて認証を取得しました。

厳しい条件下での試験に合格

「長期連続試験」は、一般的な国際基準であるIEC(国際電気標準会議)よりもさらに厳しい条件下で、約1年間にわたり連続した試験を行う総合的な太陽電池性能品質テストのことです。従来は、試験ごとに別のモジュールを使って検証してきましたが、この新試験は、一枚のモジュールを使い「高温高湿」、「温度サイクル」、「結露凍結」、「バイパスダイオード」の4項目の試験を連続的に実施し、各段階の終了ごとに出力性能を測定するというものです。
新試験において、京セラ製太陽電池モジュールは4項目の全てにおいて基準値をクリアしたことが確認され、認証取得しました。
当社製品の信頼性を裏付ける事例のひとつと言えます。

厳しい条件下での試験に合格

認定証

厳しい条件下での試験に合格

耐PID試験で出力低下ゼロ

アメリカやアジアにも拠点をもつドイツの国際研究機関、フラウンホーファー研究機構シリコン太陽光発電研究センター注1が世界の主要モジュールメーカー13社の製品を対象に行った「耐PID試験注2」において、出力低下が起きなかった4つのモジュールのひとつとして、京セラの製品があげられました。ここにおいても、高い長期信頼性が実証されたといえます。


耐PID試験で出力低下率
注1:Fraunhofer Center for Silicon Photovoltaics CSP
注2:耐PID(=Potential Induced Degradation)試験。直流電圧1,000V、温度50℃、湿度50%の環境下に48時間置き、初期の出力に対するモジュールの出力低下率を比較する。

市場は、性能と品質に裏うちされた「信頼性」で選ぶ時代へ

近年の太陽電池市場は、世界規模での旺盛な需要と数多くの新興メーカーの市場参入によって、大競争時代を迎えています。
太陽電池は、「性能」や「品質」に裏うちされた「信頼性」で選ぶ時代。
京セラでは、今後も需要が拡大する太陽電池市場に対し、長期間にわたり安心してご使用いただける信頼性の高い製品供給とともに、さらなる品質の向上に努めています。

ココが信頼のポイント

一貫生産体制による高い品質と信頼性

石油代替エネルギーの必要性が叫ばれた第1次オイルショックを機に、京セラは1975年、太陽電池の研究·開発を開始しました。そして、1982年に世界に先駆けて、現在主流となっている多結晶シリコン太陽電池の量産化に成功しました。多結晶シリコン太陽電池の生産において、材料(シリコン鋳造)から製品(太陽電池モジュール)までの全ての工程を一貫して社内で行なうことで、技術や製品品質の向上に取り組んでいます。高い製品品質は一貫生産によるものなのです。
一貫生産体制による高い品質と信頼性

テュフ·ラインランド(TUV Rheinland)とは
コンピュータや大型産業機械など、幅広い製品の安全·品質について、世界標準規格に基づく評価·試験·認証を行う、135年の歴史を持つ第三者機関です(本社:ドイツ)。