経営
経営12カ条
世の複雑に見える現象も、それを動かしている原理原則を解き明かすことができれば、実際には単純明快であるとの考えの下、「どうすれば会社経営がうまくいくのか」という経営の原理原則を稲盛の経験をもとにわかりやすくまとめたのが「経営12カ条」です。
経営というと、複雑な要素が絡み合う難しいものと考えがちですが、物事の本質に目を向けていくなら、むしろ経営はシンプルなものであり、その原理原則さえ会得できれば、誰もが舵取りできます。
「人間として何が正しいのか」という最もベーシックで普遍的な判断基準に基づいている「経営12カ条」は、業種や企業規模の違いはもちろん、国境や文化、言語の違いまでをも超えて必ずや通じるものです。
『経営12カ条 経営者として貫くべきこと』(日経BP)より一部編集
経営12カ条 項目
- 第1条 事業の目的、意義を明確にする
- 第2条 具体的な目標を立てる
- 第3条 強烈な願望を心に抱く
- 第4条 誰にも負けない努力をする
- 第5条 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
- 第6条 値決めは経営
- 第7条 経営は強い意志で決まる
- 第8条 燃える闘魂
- 第9条 勇気をもって事に当たる
- 第10条 常に創造的な仕事をする
- 第11条 思いやりの心で誠実に
- 第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
ここでご紹介する内容は、書籍『経営12カ条』に収録されています。