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書籍『心。人生を意のままにする力』より

本年6月に出版された『心。人生を意のままにする力』(サンマーク出版)は、人生や仕事を決める最も大切な要素である心のあり方について、稲盛が集大成としてまとめた新刊書籍です。今後、そのエッセンスとなる言葉を定期的にご紹介します。
<稲盛の言葉>
これまで歩んできた八十余年の人生を振り返るとき、そして半世紀を超える経営者としての歩みを思い返すとき、いま多くの人たちに伝え、残していきたいのは、おおむね一つのことしかありません。それは、「心がすべてを決めている」ということです。
人生で起こってくるあらゆる出来事は、自らの心が引き寄せたものです。それらはまるで映写機がスクリーンに映像を映し出すように、心が描いたものを忠実に再現しています。
それは、この世を動かしている絶対法則であり、あらゆることに例外なく働く真理なのです。
したがって、心に何を描くのか。どんな思いをもち、どんな姿勢で生きるのか。それこそが人生を決めるもっとも大切なファクターとなる。これは机上の精神論でもなければ、単なる人生訓でもありません。心が現実をつくり、動かしていくのです。(P13-14に掲載)