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鹿児島県名誉県民の顕彰式/関西鹿児島県人会総連合会

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10月7日、京セラ本社にて、三反園鹿児島県知事より稲盛に鹿児島県名誉県民称号記が手渡されました。

この名誉県民は、社会の発展に貢献した県出身者を顕彰するため、本年3月に県の条例で定められたもので、稲盛が最初の名誉県民となりました。当初は、7月に鹿児島で顕彰式を予定していましたが、大雨のため中止となっていました。

稲盛は知事より若い人へのコメントを求められた中で、「人生というのは、茨の道だと思いますので、必死に前を向いて努力をすること以外にはないと思います。必ず努力は報われると信じております。不平不満を言わないで、ぜひひたむきに努力をしてください」と述べました。 また、18日には、稲盛は自身が会長を務める関西鹿児島県人会総連合会の「だれやめ会*」に出席しました。本会は、来年1月に米寿を迎える稲盛へのお祝いもかねて実施されたものです。

2007年7月に始まった前身の「経営懇話会」から12年、冒頭の挨拶で稲盛は、「私の経験からお話しした言葉が、皆さまの日々の生活の中で、ふと思い出されてお役に立っているのならば、この上ない幸せです」と、出席した約120名の方々に対して述べました。
*鹿児島では晩酌のことをだれやめと言い、だれは「疲れ」、やめは「取る」を意味します。

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写真:三反園知事より名誉県民称号記を贈呈された/関西鹿児島県人会総連合会で挨拶する稲盛